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トップ直撃 野菜摂取量を見える化、食習慣サポートアプリ「ナトカリプログラム」開発 カゴメ・山口聡社長「野菜先生」で全国講義も

zakzak by夕刊フジ / 2024年7月2日 6時30分

【食品の機能性の研究】農学部にはさまざまな研究室がある。所属していたのは食品の機能性を研究するチーム。「そばやあさりは血圧を下げる効果がある」などという民間伝承を実証する研究を行っていた。5年ほど前、移転した農学部のキャンパスを訪問する機会があり、教授や在校生に会った。「一生懸命取り組んでいました。研究って良いものですね」

【東京マラソン】カゴメ東京本社ビル横の新大橋通りは東京マラソンのコースとなっている。50歳の時、沿道からランナーを応援し、ランナーの表情を見ているうちに「私も挑戦してみたくなりました」。体力作りのためウオーキングから始めて7年後、57歳で挑戦し完走した。「うれしかったです。やればできることを実感しました」

【ランニング】趣味のひとつ。コロナ禍では平日に会社から帰宅してから、今は土・日曜日に自宅近くの公園を走っている。公園の中のランニングコースは、道幅が広く平坦(へいたん)でノンストップで走ることができる。ホームコースにしているランナーも多く、走る姿を見ていると刺激になる。「月間100キロメートル走るのを目標にしています」

【野菜先生】カゴメは2018年から、子供たちが野菜を好きになり、もっと食べてもらうきっかけを作る食育プログラム「おいしい!野菜チャレンジ」を全国で開催している。「野菜先生」の1人として年に数回、小学生を対象に野菜の魅力やヒミツについて講義。「目を輝かせて私の説明を聞いてくれる子供たちに元気をもらっています」

【さとログ】名前の「聡(さとし)」を用いた「さとログ」という社員向けのブログを発信している。昨年5月にコロナが5類に移行してからは、積極的に工場や研究所・名古屋本社などを訪問。最近は、その時の様子や社員との写真をブログにアップしている。「その時に自分が感じたことをメインに、楽しみながら書いています」

【好きな言葉】«一期一会»。いつも「もう二度と会えないかもしれない」と、誠意を持って接するように心がけている。「これからもその思いを大切にしていきたいと思っています」

(ペン・危機管理、広報コンサルタント山本ヒロ子 カメラ/酒巻俊介 レイアウト/万代佳弘)

■山口聡(やまぐち・さとし) 1960年12月生まれ、63歳、浜松市出身。83年東北大学農学部卒。カゴメ入社。茨城工場、総合研究所、商品企画部などを経て2003年業務用ビジネス・ユニット部長。10年執行役員業務用事業本部長。15年同イノベーション本部長、18年同野菜事業本部長。19年取締役常務執行役員を経て20年、代表取締役社長に就任する。

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