2024年秋・衆院選 高市早苗氏の応援演説〝100キロ行脚〟に聴衆殺到 総裁選の推薦人応援で「保守色アピール」 総決起集会に1500人詰めかけも

「国家観もよく似ている。いま大事なのは国民のみなさんの生命と財産、領土、領海、領空、資源、国家の主権と名誉を守り抜くことが国の究極の使命だ」と訴えた。同日夜に県民文化会館で登壇した総決起集会には約1500人近くが詰めかけた。

若林氏は取材に「総裁選が終わった直後に（応援演説を）お願いしていた。しっかりと約束を果たしてくれた」と明かした。

選挙戦では立憲民主党の篠原孝氏（76）がやや優勢とも伝えられ、若林氏も政治資金収支報告書の不記載問題について集会で頭を下げた。

17日には石破茂首相が応援に入る予定だが、支援者の男性（42）は「『重複を出さなかったのになぜ来るんだ』という声もある」と明かす。「頼んでないけど来る」（関係者）との皮肉も聞かれた。

【衆院長野1区】

若狭清史44　維新新

△篠原　孝76　立民前

▼若林健太60　自民前

※△は「やや優勢」、▼は「やや劣勢」。夕刊フジが取材結果などをふまえ、独自に判定した。