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ぴいぴる 歌手・当山ひとみ 歌い続けてきた今だから伝えられるソウル オリジナルにこだわり…進化し続けるのが〝ペニー〟の存在意義

zakzak by夕刊フジ / 2024年9月6日 11時0分

「私ね、自分の歌が好きなのよ。今も若いころのサウンドでライブをするんだけど、キーは全然変わってないの。でも、年齢を重ねた分、昔のままっていうわけじゃない。60代の今がいいって言われるとやっぱりうれしいもの」

長年歌い続けてきたことで、シンガーとしての生き方が見えてきた。

「シンガーって、2パターンあると思うんです。リズムなど音を伝えるシンガーと、言葉を伝えるシンガー。で、わたしはどちらかというと、言葉を伝えるシンガーでいたい。若いときにはできなかったかもしれないけど、今なら自分にもそういうことができるのかなと思っています」

そこには唯一無二な存在でいたいという思いがひそんでいる。

「私はずっとオリジナルにこだわってきたんです。60代でも、70代になっても、これは〝ペニー〟だよねっていう何かを常に持っていたいよね。それが自分の存在意義なんだと思う」

だからこそ、学び続けている。今でも太極拳やフラメンコに夢中になっている。どれもこれも、自分の音楽に生かしたいという思いからだ。

「興味は尽きないし、何でも自分に取り入れたいって思う。たぶん、この世にバイバイっていうときまで、ずっと何かを学んでいるんじゃないかな。逆に言うと、学ばなくなったら、バイバイってことよね」

〝ペニー〟は今もなお進化し続けているのだ。

■当山ひとみ(とうやま・ひとみ) 歌手。沖縄県出身。「ペニー」の愛称で親しまれている。1981年、シングル「ドア越しのGOOD SONG」、アルバム「JUST CALL ME PENNY」でデビュー。「NEXT DOOR」「SEXY ROBOT」などのオリジナル・アルバムをリリース。ソロ活動以外にも、他アーティストへの英語詞の提供などを行っている。近年、シティポップブームから国内外で再評価が高まっており、2023年にはNight Tempoのアルバムに歌と作詞で参加。ライブも精力的に行っている。

(ペン・福田哲士/カメラ・鴨志田拓海)

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