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木村拓哉、西田敏行さん追悼で大ひんしゅく ラジオで〝最愛のペットが亡くなった時に使う〟「虹の橋」発言、残念すぎる言葉選び

zakzak by夕刊フジ / 2024年10月31日 6時30分

西田敏行さん(夕刊フジ)

今月17日に76歳で急逝した俳優、西田敏行さんをしのび、俳優の木村拓哉(51)がFMラジオの番組で発した言葉が物議を醸している。本人は何の悪気もなかったのだろうが、配慮に欠けていると指摘されているのだ。

西田さんは今月17日、虚血性心疾患のため死去した。8日には出演する映画の会見にも出席していただけに、まさに急死だった。

木村が西田さんを追悼したのは27日放送のTOKYO FM「木村拓哉 FLOW」。「アイムホーム」(テレビ朝日系)などのドラマで共演しており「訃報を耳にした時には非常に落ちてしまいました」と率直な気持ちを明かした木村。

「本当にすてきな先輩が現場で俺に接してくれたことを忘れずに、いろんな作品に向き合っていきたいと思います。本当にたくさんの笑顔をありがとうございました」と感謝を口にした後、「虹の橋を渡った向こう側ではきっと好きな音楽を聴きながら、大好きなお酒だったりとか、楽しんでいただきたいなと思いますね」と語った。

しかし、この発言がネット上で物議を醸すことになった。〝その例えで表すのは適さないです〟〝虹の橋とは、最愛のペットが亡くなった時に使う言葉ですよ〟との書き込みが相次いだのだ。

〝虹の橋を渡る〟という表現は60年以上も前に、スコットランドの芸術家、エドナ・クライン=リーキーが死んだ愛犬のために書いた詩で使われた。ペットは死ぬと天国の手前にある草原で飼い主が来るのを待っている。そして飼い主が亡くなったとき、その草原でペットと再会し、一緒に虹の橋を渡るという内容になっている。

「現在では、一般的にペットが死んだときに使われています。米国人女性の飼っていた愛猫の命日から8月28日は〝虹の橋記念日〟ともされています。それだけに、西田さんへの思いは十分に伝わったのですが、言葉の選択がまずかった。たとえ西田さんに先に旅立ったペットがいたとしても、言葉が足りなかったと言わざるを得ない」と芸能ニュースサイト編集者は指摘する。

丁寧に感謝の気持ちを伝えていただけに残念すぎる言葉選びだった。

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