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トップ直撃 日本女子大学・今市涼子理事長 元祖リケジョが描く、女子大の新たな進路 「文理融合」「STEAM教育」で凜と輝く女性に

zakzak by夕刊フジ / 2024年8月6日 6時30分

【お酒】「私たちの若い頃は、お酒が飲めてなんぼだったし、好きだった」という〝酒豪〟で世界の酒を楽しんだ。「思い出すのはインドネシアの山奥の集落で飲んだ、ヤシの花序軸を切断して袋をかぶせて集めた樹液を発酵させたお酒。おいしかったですね」

【最高の瞬間】「熱帯で、これはなんだ? あり得ないという変な植物に出会ったときで、過去衝撃を受けたのはショクダイオオコンニャクの仲間」だという。

花を咲かせるときに動物が腐敗したような臭いを出してハエなどを呼ぶ。「もうかぎたくない。あの臭いは」

【座右の銘】《意志あるところに道は開ける》。いまの仕事についていなかったら「起業していたかも」という。好きな字は「佳」。「賢さの中にほのぼのとした良さが感じられ、すごくバランスが取れているイメージ。私はアグレッシブに思われるんですが、性格は全然激しくないんですよ」

2021年に創立120周年

【大学メモ】1901年創立。山口県の士族に生まれ、後に牧師、教育者となった初代校長の成瀬仁蔵が、設立者総代の大隈重信らの助力を得て、日本初の女子大学校として日本女子大学校附属高等女学校とともに開校した。第3代校長は渋沢栄一。成瀬が遺した教育理念である三綱領「信念徹底」「自発創生」「共同奉仕」を掲げ、日本の女子教育の先駆けとなった。現在は建築デザイン学部、国際文化学部、理学部など6学部で在校生は6214人(今年5月1日現在)。大学院、通信教育課程も持ち、附属幼稚園から大学までの一貫教育も特色。

今市涼子(いまいち・りょうこ) 1948年12月生まれ、75歳。東京都出身。71年日本女子大学家政学部家政理学科Ⅱ部卒業、77年お茶の水女子大学大学院理学研究科修了。83年京都大学理学博士。95年玉川大学農学部教授、97年日本女子大学理学部教授などを歴任し、2020年に日本女子大学理事長に就任する。22年から東京商工会議所の1号議員および特別顧問も務める。

(ペン・丸山汎/カメラ・寺河内美奈)

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