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2024年・秋 衆院選 〝落選危機〟与野党の大物21人 衆院選公示、旧統一教会問題や週刊誌報道…4閣僚に厳しい戦い 自民は40~50議席減らす可能性

zakzak by夕刊フジ / 2024年10月15日 11時39分

要職を経験した自民党の大物では、甘利明元幹事長、衛藤征士郎元衆院副議長らが苦戦を強いられている。

前回の衆院選で甘利氏は小選挙区で敗れて比例復活を余儀なくされ、衛藤氏はわずか654票差という薄氷の勝利だった。

小林氏、自民は40~50議席減らす可能性も

小林氏は「甘利氏はこれまでの神奈川13区から神奈川20区に選挙区が変わるが、過去の金銭授受問題を引きずっている。(同選挙区の)立民の大塚小百合氏は40代で、『刷新感』がある。風は女性のほうに有利に働くとみている。甘利氏にとって苦戦になるのは間違いない。衛藤氏は前回は辛勝したが、立民の吉川元氏には勢いがある。どちらにひっくり返るか分からない大接戦となるだろう」と解説する。

野党に目を移せば、東京1区では、立民の海江田万里前衆院副議長と、参院からくら替え出馬した維新の音喜多駿政調会長が激突する。前回選挙区で勝利した自民の山田美樹元環境副大臣も加わる大激戦はどうなりそうか。

小林氏は「音喜多氏は弁舌がさわやかで、維新の目玉候補の一人だが、東京1区は初めてで有権者がどのような反応をするか見えてこない部分もある。ベテランの海江田氏とどちらが勝ってもおかしくない。山田氏は公明の推薦をもらえることが決まったものの、裏金問題の余波を受けて少し苦しいとみる」と話す。

自民党の派閥裏金事件を受けて「非公認」となった候補では、東京を選挙区とする下村博文元文科相と萩生田光一元政調会長の2人は厳しい戦いが予想される。

衆院選全体ではどうなりそうか。小林氏は現時点での見通しをこう語った。

「公明が公示直前に、不記載議員も含めて自民候補の推薦を増やした。野党の候補一本化が進まず乱立していることからすると、自民は40~50議席ぐらい減らす可能性はあり、単独過半数は厳しいが、公明の獲得議席数を足せば過半数の233議席を守れるのではないかとみている」

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