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TV視てますか? 篠原涼子とバカリズム〝M―1優勝級〟の掛け合い 謎解きの鮮やかさにファンも満足間違いなし フジテレビ金9ドラマ「イップス」

zakzak by夕刊フジ / 2024年4月24日 11時0分

フジテレビの金9ドラマ「イップス」は、篠原涼子とバカリズムのW主演によるミステリーコメディーだ。

篠原が2年前に主演した映画「ウェディング・ハイ」はバカリズムの脚本。しかも篠原を当てて書いていた。なので今回もそうだろうと早合点したが、脚本はオークラ。1月クール「となりのナースエイド」(日本テレビ)に続いての連投だが、バカリズムとオークラは古くからの付き合い。

今回は、秀作「チャンネルはそのまま!」の森ハヤシらも脚本に加わっている。さらに演出も、バカリズム脚本の多い筧昌也に、坂元裕二ドラマを多数手がける並木道子ら。

完全オリジナル脚本で、構成は「刑事コロンボ」や「古畑任三郎」と同じ倒叙形式。初回の殺人現場はサウナ施設の屋上にある水風呂だ。

つまり、篠原ファンもバカリズムファンも満足間違いなしの態勢で臨み、まずは初回、サウナでととのえた上での、新作の始まり、始まりぃ~というわけだ。

ミステリー作家の黒羽ミコ(篠原)と、警視庁捜査一課刑事の森野徹(バカリズム)は、同じ悩みを抱えている。イップス。<心理的な葛藤やプレッシャーにより、できていたことが急にできなくなる症状>だ。ベストセラーを連発したミコはネタ切れで小説を書けなくなっている。持ち前の会話術と洞察力で情報番組のコメンテーター業をこなすが、5年前に出した小説の「トリックがダサい」とSNS上でたたかれる。

森野はミコの作品の大ファンなのだが、新作を出さないのにいらだち、SNSに「トリックがダサい」と書き込む。アカウントは「ノモリ」。(さりげない笑いが心地いい)

そんな2人がサウナで出会い、屋上で第一発見者に。ミコは「生の死体見るの初めて」とハイテンション。森野はイップスの症状が出てしまうが、バディとなる。

謎解きの鮮やかさはもちろんだが、篠原とバカリズムのやりとりの〝リズム〟はM―1優勝レベル。ドラマ内〝笑芸〟として記憶されるに違いない。 (新橋のネクタイ巻き)

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