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衆院選、自民非公認12人〝当落〟予測 再炎上させた石破首相、野党から批判噴出 萩生田氏に「政治とカネ」「旧統一教会」Wパンチ

zakzak by夕刊フジ / 2024年10月13日 10時0分

「下村氏はキャリアがあるが、地元人気はいま一つで過去の選挙戦では苦戦した。安倍派の〝後継〟問題で後れをとり、派閥内の影響力も低下していた」「高木氏の福井2区には元自民党で元職の山本拓氏が無所属で立つ。山本氏は、高市早苗前経済安保相の夫で、強烈な高木批判で知られている。政治とカネの問題を徹底的に追及するだろう」

これに対し、萩生田氏らとともに「安倍派五人衆」の一人に数えられた西村氏は有利に戦いを進めそうだ。有馬氏は「地元は『西村王国』といえるほど支持が浸透し、独壇場だ。優秀なエリートで部下に厳しすぎるなどの指摘があるが、仕事では必死に汗をかき、人当たりの良さを好感する声もある」と語った。

唯一の旧二階派である平沢勝栄元復興相は徹底した地元活動で過去9期を全勝で突破してきた。だが、「79歳のベテランだけに『政治とカネ』の問題を抱えた今回は『古い自民党』の悪いイメージと重なってしまう」(有馬氏)。

党処分が比較的軽かったなかで非公認とされた議員は、さらに苦しそうだ。有馬氏は小田原潔、細田健一、菅家一郎各氏を「やや劣勢」とし、今村洋史、中根一幸両氏についてはかなり苦戦すると予測する。

「政治とカネの問題が大炎上していた3月に立憲民主党が行った調査では、全国で立民が議席を伸ばし、自民党は東京選挙区で『全滅』の可能性があるなど大苦戦するとの結果が出たという。その時点から情勢改善したかといえば国民の不信感はより深まった印象もある。自民党執行部は非公認について、既出の党処分を参考にしつつ、地元活動や情勢分析を加味して判断した。厳しく言えば『党に見限られた候補』が、非公認とされた側面もある。国民の判断で当選できれば、公認する、というスタンスだ」

有馬氏はさらに、総裁選で石破陣営の選対本部に入っていた菅家氏の処遇に注目する。

「石破首相は菅家氏側に『見捨てない』と応援を約束したというが、なんともチグハグな対応だ。非公認候補を後押しするのは筋が通らず、国民に『自民党の処分は適当』と断じられかねない。党内が分裂模様のなかで、キングメーカーとして存在感を強める菅義偉副総裁、総裁選で惜敗した高市氏らが陰に日向に非公認議員を支援するのではないか。選挙後を見すえた動きが早くも広がりそうだ」

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