歌姫伝説 中森明菜の軌跡と奇跡 中森明菜の〝育ての親〟肝煎りの新レーベル発足 2004年発売「赤い花」、韓国ドラマ「オールイン~運命の愛」で異例の企画
zakzak by夕刊フジ / 2024年10月1日 11時0分
いずれにしても当時のヨンハは、NHK総合「冬のソナタ」で、〝ヨン様〟の愛称で一世を風靡したペ・ヨンジュンの恋敵を演じて爆発的な人気となっていた。まさに奇を衒(てら)っての企画だったとも言えなくもない。
「レーベル設立のタイミングといい、ここまでの綿密な戦略はおそらく裏で寺林さんが動いていたことは明らかです。もちろん寺林さんに言わせると、前提はあくまでも『明菜のプロデュース』ですが、誰から見ても出来過ぎです。そもそも明菜の『赤い花』と『初めて出逢った日のように』発売の間(6月)にヨンハがデビュー・アルバム『期別(キビョル)』を発売するなど明菜とヨンハの連動企画だったのです」
とは先の芸能関係者の見立てだが、関係者によると、実際に明菜とヨンハとの連動を仕掛けたのは「赤い花」の作詞と作曲を手がけたキム・ヒョンソク氏だったという。
ヒョンソク氏は「オールイン~運命の愛」のほか、03年に日本でも公開され、話題となった韓国映画「猟奇的な彼女」の音楽も手がけるなど、韓国ではトップクラスの音楽家だった。
「明菜側の提案にヒョンソク氏も大ノリだったようです。明菜といえば韓国でも人気が高かったので断る理由などはありません。結局は両者にとってはウィンウィンの企画だったのです」(関係者) (芸能ジャーナリスト・渡邉裕二)
■中森明菜(なかもり・あきな) 1965年7月13日生まれ、東京都出身。81年、日本テレビ系のオーディション番組「スター誕生!」で合格し、82年5月1日、シングル「スローモーション」でデビュー。「少女A」「禁区」「北ウイング」「飾りじゃないのよ涙は」「DESIRE―情熱―」などヒット曲多数。NHK紅白歌合戦には8回出場。85、86年には2年連続で日本レコード大賞を受賞している。
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