石破首相が「延命」にシャカリキ 国民民主と合意した178万円への引き上げもちゃぶ台返し 残そうとする徴税策の余地
zakzak by夕刊フジ / 2025年1月17日 15時30分
石破茂首相は16日夜、通常国会召集(24日)を前に、公邸に自民党の菅義偉副総裁や森山裕幹事長ら党幹部を集めて約2時間会食した。石破自民党は昨年の衆院選大惨敗で少数与党に転落し、秋の臨時国会では、野党の主張をほぼ〝丸飲み〟して乗り切った。政権維持に異常に執着する石破首相は、来年度予算案などを審議する通常国会で、野党の攻勢をどうかわすのか。
「何としても年度内に予算を成立させねばならない」
出席者によると、石破首相はこう意欲を示したという。
この日の会食には、菅、森山両氏のほか、鈴木俊一総務会長、小野寺五典政調会長、木原誠二選対委員長、坂本哲志国対委員長ら主流派の党幹部の面々が集まった。通常国会の運営などを協議した。
政治評論家の有馬晴海氏は「通常国会に提出される法案は例年並みの59本で、自公与党はあらゆる局面で野党との合意が不可欠だ。内閣や自民党への支持が低迷するなか、通常国会や、夏の参院選と試練続きになる。石破首相にとっては国対経験が長く、党を束ねる森山氏が頼りだ」と語る。
石破自民党は昨年の臨時国会では、国民民主党の「年収103万円の壁」、日本維新の会の「教育無償化」、立憲民主党の「能登への予備費1000億円拠出」などを丸飲みして補正予算を通した。
ただ、野党幹部は「石破首相は口では『熟議』というが信頼できない。国民民主党と合意した『178万円への引き上げ』も、『123万円』でちゃぶ台返しした。必死に政権にしがみつき、最後にハシゴを外す不気味さがある」と語る。
これで、通常国会を乗り切れるのか。
前出の有馬氏は「国民の幸せを実現するのが『政治』であって、自民党が独善的に政策を実行することではない。国民の手取りを増やす議論でも、財務省の影響か『徴税策』の余地を残そうとしている。国民が支持する政策を実現すれば支持率は自然と上がる。野党の主張を渋々飲むようでは成果にはならない。自民党が先陣を切ってしがらみやムダを排除するぐらいの勢いがなければ、党勢回復は難しいだろう」と指摘した。
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