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2024年秋・衆院選 首都圏・近畿圏、76選挙区「当落予測」 神奈川16区・義家氏、比例重複認められず崖っぷち 無所属でも組織力強い西村氏、世耕氏

zakzak by夕刊フジ / 2024年10月18日 15時0分

続いて近畿の情勢はどうなっているのか。

兵庫9区(明石市、洲本市など)では旧安倍派幹部で党員資格停止中の西村康稔元経産相(62)が無所属で出馬した。伊藤氏は「今回は動員もかけられないが、後援会組織は強い」とみる。

京都4区(京都市右京区、同西京区など)では、野党系無所属前職で「有志の会」を結成する北神圭朗氏(57)が「優勢」だ。

京都5区(福知山市、舞鶴市など)は、谷垣禎一元自民党総裁の後継となる前職の本田太郎氏(50)と、立民元職の山本和嘉子氏(56)が接戦の様相だ。伊藤氏は「山本氏は立民の福山哲郎元幹事長の秘書経験もあり、組織がある」と話す。

和歌山2区(海南市、橋本市など)も注目だ。二階俊博元幹事長の三男で自民新人の二階伸康氏(46)と、不記載問題で自民を離党し、参院から無所属としてくら替え出馬した世耕弘成氏(61)が、保守分裂の「紀州戦争」を繰り広げている。

伊藤氏は「二階氏は知名度がまだ醸成されていない。世耕氏は無所属でも後援会や、理事長を務める近畿大学など組織力がある」と分析する。

こうしてみると、裏金事件などで「政治とカネ」がクローズアップされ、自民党への逆風が強いことが分かる。

伊藤氏は今回の争点について「野党が『政権選択選挙』と言うならば、本来は『政治とカネ』に時間を割いてばかりはいられないはずだ。外交・安全保障など重要課題を争点にすべきだと理解している有権者もいるのではないか」との見方を示した。

«表の見方»

※届け出順。上から当落予測、氏名、年齢(投開票美現在の満年齢)、党派の略称、前元新別。

※当落予測の◯は「優勢」、△は「やや優勢」、▼は「やや劣勢」。

※党派の略称は自民=自民党、公明=公明党、立民=立憲民主党、共産=共産党、維新=日本維新の会、国民=国民民主党、社民=社民党、れい=れいわ新選組、参政=参政党、みん=みんなでつくる党。

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