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有本香の以読制毒 銀座「聴衆5000人」の違和感 小泉進次郎氏が街頭演説、空疎なフレーズの繰り返し「自民党を変える」ではなく「日本の未来」を語れ

zakzak by夕刊フジ / 2024年9月9日 15時30分

交差点を通りかかった若い人らは一応、進次郎氏にスマホを向けて写真は撮るものの、「セクシーの人だよね(笑)」「大したこと言ってないね」など冷ややかな反応が少なくなかった。

聴衆の「数」に関する話題をまいて「風」を起こそうという古典的な手法に頼る人たち。しかも、国民をうならせる演説の一つもしない人たちが、一体何をどう変えられるというのか。

わが日本保守党は他党の関係者らからよく、「演説でいくら良いことを言っても実行力がなければ意味なし」などとバカにされる。国会議員がいない今のわが党に実行力がないのは確かだが、演説の内容、聴衆の熱気では進次郎氏らに圧勝できると自信を得た。

「再エネ賦課金」やめてみては?

思えば、進次郎氏の父、小泉純一郎元首相のキャッチフレーズは「聖域なき構造改革」だった。「痛みを伴う改革」とも言っていた。

その結果、日本はどうなったのか。残ったのは「痛みと傷」ばかりではないのか。小泉父の頃から今般の総裁選まで、「改革」「改革」と言い続ける自民党の皆さんに一つ重大な提案をしたい。

最大の改革は、あなた方、自民党がやっている「誤った政策」をやめることではないですか。小泉進次郎さん、例えば「再エネ賦課金」やめてみてはどうでしょう?

■有本香(ありもと・かおり) ジャーナリスト。1962年、奈良市生まれ。東京外国語大学卒業。旅行雑誌の編集長や企業広報を経て独立。国際関係や、日本の政治をテーマに取材・執筆活動を行う。著書・共著に『中国の「日本買収」計画』(ワック)、『「小池劇場」の真実』(幻冬舎文庫)、『「日本国紀」の副読本 学校が教えない日本史』『「日本国紀」の天皇論』(ともに産経新聞出版)など多数。

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