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トップ直撃 会計士目指す人を支える〝人生の財産〟提供 CPAエクセレントパートナーズ・国見健介代表取締役 合格者シェア6割超の実績

zakzak by夕刊フジ / 2025年1月21日 6時30分

遠泳に明け暮れていた高校時代(本人提供)(夕刊フジ)

医師、弁護士と並ぶ「三大国家資格」といわれるのが公認会計士だ。CPAエクセレントパートナーズが運営する資格スクールは、合格者の約6割を占めるなど高い実績を誇る。だが、自身も学生時代に合格した国見健介代表取締役(46)が目指すのは、試験合格だけではない。会計に携わる「会計ファイナンス人材」の生涯支援を通じて、「人の可能性を広げ、人生を豊かにする応援をする」ことを志している。

――業務内容を教えてください

「CPA会計学院という公認会計士や米国の公認会計士試験のスクールを中心に、その先の転職や就職の支援など人材の事業というのが2つの柱です」

――公認会計士の合格者に占めるシェアが高いそうですね

「昨年は6割ぐらいですね」

――多くの合格者を出せる理由は

「一つは当然、優秀な講師であったり、受講生に寄り添う講師であったり、講義や教材の質が高いというところがまずあります」

――ほかにも合格率が高い条件はありますか

「実は受講生同士の仲がいい年代の方が合格率が高かったんですね。仲間同士で切磋琢磨(せっさたくま)し合うなど部活的な感覚ですね。とにかく受講生同士が仲良くなっていることがすごく大事というのがあります」

――受講生同士が仲良くなる仕組みを作ることも大事だと

「それは合格後の業界でのネットワークにもなりますね。先輩と後輩のつながりも重視しています。いま大学3年生までに会計士試験に受かった人に、チューターとして受講生のフォローをしてもらっています。先輩から『今の時期これぐらいやってた方がいいぞ』といったアドバイスを受けることも大事です」

――それはいいですね

「もう一つは学習の環境ですね。自習室がいっぱいで席の取り合いになるようでは安心して勉強できません。会計士試験の場合、テキストが何十冊もあるんですが、ロッカーの数が足りなくて使えないようでは不便です。こうしたところを一つずつ改善しています。長時間座っても疲れないような椅子にしたり、全校舎でWi―Fiをつなげてデータでも全部教材を見ることができるようにもしています」

――生涯支援の取り組みもしているそうですね

「試験に合格するまでサポートすることが中心なんですけど、仮に受からなくてもその先の就職についても支援しています」

――動画も積極的に配信していますね

「『CPAラーニング』という無料で学べるプラットフォームを運営しています。完全無料で簿記の3級、2級、1級のほか、経理や財務、税務、M&A(企業の合併・買収)とか、CFO(最高財務責任者)業務など実務的な内容も学べるように約1500本の動画を無料公開しています。会員も60万人ぐらいになっています」

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