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ぴいぷる 女優・モデル、山下美月 自分に嘘はつきたくない 〝体と心の声〟に向き合い、納得できる働き方や生き方をするのが大事

zakzak by夕刊フジ / 2024年11月22日 6時30分

女優の山下美月(夕刊フジ)

今年5月に乃木坂卒業

今年5月、センターを務めていた女性アイドルグループ「乃木坂46」を卒業し、女優、モデルとして活躍している。

「今、すごく楽しくお仕事をやらせていただけています。思ったほど寂しさがないのは、卒業してからもついてきてくださるファンのみなさんがいてくれて、安心して個人の仕事に集中できるからだと思います」

卒業後に2週間のお休みをもらい、海外でリフレッシュしたという。

「すごい解放感でした。それまではライブに向けて食事制限も頑張っていたので、大量にピザとかを食べましたし、それまでは日焼けを気にしていたのですが、ガンガン海で泳ぎました」と大きな瞳でニッコリと笑った。

22日公開の浜辺美波主演の映画「六人の嘘つきな大学生」(佐藤祐市監督)で語学力と人脈に自信を持つ就活生・矢代つばさ役を演じている。

「矢代は、自分のやりたいことに精いっぱい頑張るまっすぐな女の子で、(性格が)強い部分もあるのですが、それは裏にある自分の弱さや自信のなさがあるからで、そんな不器用なところがかわいいなと思いました」

人気エンターテインメント企業の新卒採用で最終選考に残った6人(浜辺、赤楚衛二ら)は、「6人でチームを作り、グループディスカッションに臨む」という課題を与えられ、全員での内定獲得を目指していた。その後、急な課題変更の通達があり、6人の中で勝ち残るのは1人だけ、その1人は彼らで決めることに。最終選考の会議室では怪しい封筒が見つかり、6人それぞれを告発する内容が。就職活動を舞台に、6人の裏の姿が次々と暴かれていく。

「毎日同じキャスト、スタッフでスタジオに籠りきりで朝から晩まで撮るという、合宿のような撮影だったので、会議のシーンが終盤になるにつれて、みんなの顔もいい意味で疲れていて、リアルさが出ています(笑)」

最初のあいさつ大事に

就職試験とは違うが、彼女には数々のオーディション経験がある。その時に心がけてきたことは、「最初のあいさつ」だという。

「やはり第一印象が大事だなって。最初に入室するときから、『前髪が目にかかっていないか』『自分の顔と声で、名前を覚えてもらう』というのを大事にしているんです。もちろん、ただ明るく見せるわけではなく、その役が落ち着いた人柄だったら、そのように見せたり、その役の髪形がボサボサな感じがしたら、セットをせずに行ったりすることもあります」

さすが! これまでさまざまなオーディションに受かってきただけはある。乃木坂46のオーディションに受かったのは17歳、高校2年生のときだ。

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