パ・リーグの平均OPS、6割を切る「.598」 “統一球”下回る数字「飛ばなくなった?」
Full-Count / 2024年4月8日 9時59分
■7日時点でセ・リーグのOPSは.611、パ・リーグは.598…ファンも衝撃
開幕から3カードを終えたプロ野球だが、ここまで極端な投高打低となっている。セイバーメトリクスの観点からプロ野球の分析を行う株式会社DELTAのデータによると、7日時点でセ・リーグのOPSは.611、パ・リーグに至っては.598。まだサンプルは少ないとはいえ、低すぎる数字だ。
OPSとは、打席あたりの総合的な打撃貢献度を表す指標。出塁率と長打率の和によって簡単に求めることができる。2018年にはセ・リーグで.730、パ・リーグで.723だったことを考えると、どちらも大きく下がっている。メジャーリーグの平均は6日(日本時間7日)時点で.706と、かなりの差がついている。
2011年には当時のNPBコミッショナーが主導し、国際大会に基準を合わせることを目的として全球団でミズノ社製の統一球を導入。シーズンでは本塁打が減少して多くの打者が苦しんだ。しかし、この年でもセ・リーグのOPSが.642、パ・リーグは.656と、今季ここまでよりは遥かに高い数字を記録している。
DELTAの公式X(旧ツイッター)がデータを投稿すると、SNS上のファンにも衝撃が広がっている。「飛ばなくなった?」「なんじゃこの打低は」「投高打低つまらん」「最高につまらん」「異常だろこの数字は」「酷すぎるだろ」「もう軟式ですね」「さすがにここまで低いと面白くない」との声が寄せられている。(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)
データ提供:DELTA
2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』も運営する。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
巨人29歳が“12球団最強” 菅野も脱帽…安打阻止の衝撃守備が「エグすぎんよ~」
Full-Count / 2024年4月26日 7時30分
-
筒香嘉智は本当に150キロ超を打てないのか OBも危惧…メジャーで露見した「33.1%」
Full-Count / 2024年4月16日 18時30分
-
“逆方向への本塁打ゼロ”に衝撃「本当に飛ばない」 両リーグで西武27歳の1本のみ
Full-Count / 2024年4月12日 8時30分
-
32歳で打撃開眼か…“12球団ただ一人”の「1.0」 岡本&柳田を上回る異次元の2冠
Full-Count / 2024年4月9日 8時20分
-
巨人ドラ1は「マジレベチ」 衝撃の防御率0.00&無四球…“勝ちパ”に欠かせぬ22歳
Full-Count / 2024年4月9日 7時40分
ランキング
-
1今永昇太がナ・リーグの月間新人賞! カブス1年目〝ノーストレス〟で快進撃
東スポWEB / 2024年5月4日 0時7分
-
2巨人「長嶋茂雄DAY」で坂本V打&猛打賞 岡本和5号2ラン 門脇3打点 戸郷35日ぶり2勝目
スポニチアネックス / 2024年5月3日 20時54分
-
3巨人・大勢「違和感があって腕振れなくなった」「このままだと投げられないというか、抑えられないと」
スポニチアネックス / 2024年5月3日 22時23分
-
4真美子夫人の指輪を拡大すると「好感度高い」 大谷翔平との違いに目を凝らすXユーザー続出
THE ANSWER / 2024年5月3日 15時3分
-
5佐藤輝明のバッティングに掛布雅之氏が喝 「気持ちが前に出ない三振を繰り返すなら…」
Sirabee / 2024年5月2日 18時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください