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大谷翔平の一発、捕った人にもドラマ 豪快返却にカップル喧嘩…幸運の持ち主のその後

Full-Count / 2024年4月9日 17時59分

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

■3号で初めてファンの手に「オークション? ノー! 絶対にキープします」

“幸運の持ち主”は個性あふれる面々ばかりだった。ドジャースの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、敵地ツインズ戦で今季3号となる左越えソロを放った。このボールをキャッチしたのはツインズファンのディラン・シャックさん。「オークション? ノー! 絶対にキープします」と語っていた。

 一緒に観戦していたシャックさんの彼女、エリー・キャンベルさんは「ショウヘイを見るために、ここに来たの!」という大谷ファン。大谷のボールを欲しそうに手を差し伸べたが……。「彼女に何かしてもらわないといけないかもしれませんね」と、シャックさんは笑みを浮かべていた。

 ここまで本拠地で1本、敵地で2本のアーチをかけている大谷。1号をゲットしたアンバー・ローマンさんに対し、ドジャース側が帽子などと交換するように“圧力”をかけたと米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のサム・ブラム記者らが伝えたが、その後、球場に招待することで和解した。

 さらに5日(同6日)、敵地・カブス戦でキャッチしたカブスファンのジム・リッチさん。「これがカブスの伝統だからだ」と思いっきり投げ返した。「僕らはカブスなんだ。後悔はノーだ。第一にカブスファンだから」と未練はなかった。

 大谷のホームランでキャッチしたファンにも起こる様々なドラマ。初アーチまでは9戦41打席と時間がかかったが、そこから5戦3発と量産体制。本塁打の数だけ新たなドラマも生まれそうだ。(Full-Count編集部)

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