元MVPが殺害予告を告白「残念だけど、これが世の中だ」 276億円で移籍も低迷
Full-Count / 2024年4月9日 19時18分
■2016年に打率.292、39本塁打、102打点でMVPも…ロッキーズ移籍後は不振に苦しむ
ロッキーズのクリス・ブライアント外野手が「殺害予告」を受けていたことを明かした。本拠地開幕戦が行われた5日(日本時間6日)の試合後に取材対応し、「間違いなくそういうメッセージはあると思う」と言及。2016年にナ・リーグのシーズンMVPに輝いた一方、ロッキーズ移籍後は不本意な成績に終わっている32歳は「残念なことだけど、これが世の中だ」とあきらめたような表情を見せた。
2016年に打率.292、39本塁打、102打点をマークしてMVPに輝くなど、キャリア通算で183本塁打を誇るスラッガーが「公私」で苦しんでいる。2022年3月18日(同19日)にロッキーズと7年1億8200万ドル(当時のレートで約276億円)の長期契約を結ぶも、ロッキーズ加入後の2年間で122試合の出場にとどまり、その間は打率.259、15本塁打、45打点と期待に応えられていない状況だ。今季も9試合の出場で打率.125、1本塁打、4打点と本来の力を見せられていない。
コロラド州地元放送局「FOX31デンバーKDVR」でディレクターを務めるデーブ・アルトハウス氏がX(旧ツイッター)で投稿した動画で、ブライアントは思いを明かしている。「私は色んなことを体験してきた。殺害予告、様々な狂気的なこと。若手には、若いときにこういう体験をしたことがないだろうから、勇気を持って立ち向かうことが大事だと言っている。そうすれば、キャリアが終わったときにいい人になることができる」と語った。
さらにブライアントは「私の子どもにも(何か言われたときに)対処法を教えてあげたい。でも、歩き続けるしかないんだ」と続けた。殺害予告はあったのかという質問に対しては「わからないけど、間違いなく私のインスタグラムにそういうメッセージはあると思う。シーズン中はSNSを見ないんだ。だから(答えは)言えないね。でも、昔は受け取ったよ。多くの選手が受け取っていると思う。残念なことだけど、これが世の中だ」と本音を口にした。
卑劣な言葉に屈するわけにはいかない。「私は上手く雑音を取り除いて、目の前のやるべきことに集中できる」。本来の打棒を取り戻すため、野球に集中することを誓った。(Full-Count編集部)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
“絶望の打率.068”元MVPほど「酷い打者いない」 年俸30億円も…戦力外を躊躇するワケ
Full-Count / 2024年4月25日 7時20分
-
新ライバル登場で…大谷翔平に訪れる“危機” 独走状態の「27」、高まる歴史的偉業
Full-Count / 2024年4月23日 17時24分
-
筒香の横浜DeNA復帰でささやかれる「成功ライン」の達成予想…日本人メジャーリーガーで日本復帰1年目から20本塁打以上は過去に2人だけ
集英社オンライン / 2024年4月18日 18時24分
-
“稼働しない”276億円男に嘆き「最悪な契約だな」 かつてのMVPが陥った負のサイクル
Full-Count / 2024年4月18日 11時58分
-
DeNA、筒香嘉智の獲得を正式発表、背番号「25」 5年ぶり日本球界復帰…NPB通算205発
Full-Count / 2024年4月16日 14時25分
ランキング
-
1新体操、日本は5大会連続の五輪出場ならず わずか1・2点差で涙 ラストチャンスに懸けるも切符逃す
スポーツ報知 / 2024年5月2日 20時59分
-
2大谷翔平契約「お~いお茶」広告ロゴが“横向き”の理由 「稀有な例だね」と納得の声
THE ANSWER / 2024年5月2日 18時3分
-
3世界屈指の問題児ボクサーに…薬物違反でも笑うガルシアに非難殺到「相手に重傷を負わせたかも」
THE ANSWER / 2024年5月3日 8時13分
-
4佐藤輝明のバッティングに掛布雅之氏が喝 「気持ちが前に出ない三振を繰り返すなら…」
Sirabee / 2024年5月2日 18時0分
-
5中田翔、中日移籍で取り戻しつつある輝き 「常に紳士たれ」の巨人とは“水と油”だったか、立浪監督胴上げの条件は?
NEWSポストセブン / 2024年5月2日 16時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください