兄の好守に「信じられない」 大谷翔平が憤死で…コレアが明かした妹からの“クレーム”
Full-Count / 2024年4月11日 6時30分
■コレアの妹は大の大谷ファン「兄がいい送球をしたんだから喜ぶべきなんだけど」
■ツインズ 3ー2 ドジャース(日本時間11日・ミネソタ)
ドジャース・大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、敵地のツインズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、5回の右前打で7試合連続安打をマークした。しかし、1点を追う7回の走塁では一塁から本塁を狙ったが、同点生還ならず。大谷を刺したツインズのカルロス・コレア内野手は、「いい送球をしなきゃいけなかった。俊足だから完璧なプレーをしなきゃいけないことは分かっていた。送球した瞬間アウトだと思った」と、してやったりの表情を浮かべた。
遊撃・コレアの完璧な送球は、1点リードの7回2死一塁だった。フリーマンの右翼線二塁打は一塁線上を転々。右翼・キリロフの送球を受け、本塁へドンピシャのストライク送球を見せた。「外野手がボールを捕る前に、走者の位置を確認した。2死だったから、彼らが回すと分かっていた。セーフと判定されて『マジか』って感じだった。(ホームから)遠い位置にいたから、何か見えていないことがあるかもしれないと思ったよ」と振り返った。
中継プレーは、スプリングトレーニング中から練習してきた。「左翼や中堅へだったら難易度はもっと上がる。左打者のシフトで、あそこに打球がいったら、(二塁の)ジュリエンは僕が中継に入ることを認識している。僕たちはすぐにスイッチしたんだ」。抜群のコンビネーションで同点を許さなかった。
コレアの15歳の妹レイビーサンドさんは、大の大谷翔平ファンとして知られている。この3連戦では8、9日(同9、10日)の2試合を観戦した。「僕に会いに来るのではなく、ショウヘイを見にやってくるんだ。妹は元気だよ。オオタニがこの街にやってきたら、『彼を見られる』って毎回興奮するんだ」と妹の近況を報告した。
試合終了後、すぐにメールが送られてきたという。「すでに妹からメッセージが届いているよ。デトロイトに行ってから電話で、もう少し詳しく話そうと思っているけど、妹は『オオタニから補殺を奪ったなんて信じられない!』って感じだったよ。兄がいい送球をしたんだから、喜ぶべきなんだけどね!」と頭をかいていた。(小谷真弥 / Masaya Kotani)
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