投げるな危険…12球団ダントツ「.917」 燕助っ人の“特殊能力”が「凄すぎる」
Full-Count / 2024年4月26日 11時25分
■燕オスナはHR&打点でトップ…直球の長打率は12球団断トツ
■ヤクルト 9ー8 広島(25日・神宮)
ヤクルトのホセ・オスナ内野手が好調だ。25日の広島戦(神宮)で満塁アーチを放つなどここまで5本塁打、17打点。どちらもリーグトップに立っている。特筆すべきは速球への対応力。速球に対する長打率は12球団で断トツで、ファンは「神降臨」「凄すぎる」と声をあげている。
オスナはこの試合で2回に広島の先発ハッチから5号満塁弾。今季2本目のグランドスラムを放った。打率はリーグ6位の.299で、長打率.552はリーグ1位。31歳助っ人は村上宗隆内野手、ドミンゴ・サンタナ外野手とともに打線を牽引している。
セイバーメトリクスの観点からプロ野球の分析を行う株式会社DELTAのデータによると、「対ストレート長打率」は12球団断トツの.917。2位の山川穂高内野手(ソフトバンク)の.781を大きく引き離す。ストレートに対する得点貢献「wFA」も8.8でトップ。まさに直球破壊王だ。
ヤクルトに在籍して今年が4年目。2022年にはベストナインに選出された。昨年の23本塁打がキャリアハイだが、今季は年間34本ペース。SNSには「年々頼りになる」「かっこよすぎる」「素晴らしい助っ人」とコメントが寄せられている。借金4で最下位に沈むが、巻き返しに向け好調助っ人の存在は頼もしい。(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)
データ提供:DELTA
2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』も運営する。
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