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大谷翔平、球団記録更新の8号「嬉しい」 “指揮官超え”に笑顔「もっと伸ばせるように」

Full-Count / 2024年5月5日 12時37分

8号ソロを放ったドジャース・大谷翔平(右)【写真:ロイター】

■ロバーツ監督を抜き球団の日本出身選手の単独最多本塁打記録

■ドジャース 11ー2 ブレーブス(日本時間5日・ロサンゼルス)

 ドジャース・大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、本拠地・ブレーブス戦で8号ソロを放った。デーブ・ロバーツ監督を抜いて、球団の日本出身選手の最多本塁打記録で単独トップとなった。記録更新について、試合後には「嬉しいですし、もっともっと伸ばせるように頑張りたい」と話した。

 第1打席は空振り三振に倒れたが、3回先頭の第2打席で豪快なアーチが飛び出した。右腕エルダーの90.2マイル(約145キロ)の内角直球を右翼席に運んだ。打球速度103.4マイル(約166.4キロ)、飛距離392フィート(約119.5メートル)、角度34度の一発だった。

 この本塁打でロバーツ監督を抜き、球団の日本出身選手の最多本塁打記録を更新。大谷がベンチに戻るとロバーツ監督は笑顔で出迎え、両手を握って喜び合った。

 試合前には、ロバーツ監督が記録更新を前に大谷からポルシェのおもちゃをプレゼントされていたことを明かしており、プレゼント直後に記念すべき一発が飛び出した。大谷も「いいタイミングで打てたので良かったんじゃないかなと思います」と笑顔を見せた。

 大谷は4回1死一、二塁の第3打席では左翼線へ適時打。4月まで苦しんでいた得点圏で結果を残した。6回1死の第4打席は左飛に倒れたが、7回2死一塁の第5打席で再び中前打を放ち、今季5度目の1試合3安打とした。「(本塁打は)甘い球をしっかり振りぬけたのでよかった。その後の打席も、アウトの打席も良かったですし、また明日に繋げたい」と手応えを口にした。

 この試合は5打数3安打2打点で打率.345、OPS1.044となり、チームは11-2で大勝。今季最多の貯金9となった。(Full-Count編集部)

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