178億円契約で早くも正念場 “韓国のイチロー”に母国も焦り「言い訳が通じない」
Full-Count / 2025年1月13日 19時29分
■MLB公式の「実力を証明しなければならない10人のFA選手」に選出
韓国の“最高傑作”が早くも正念場を迎えている。ジャイアンツの李政厚(イ・ジョンフ)外野手は11日(日本時間12日)、MLB公式サイトによる「実力を証明しなければならない10人のFA選手」に選ばれた。母国メディアは「もう2年目は言い訳が通じない」と危機感を滲ませている。
イ・ジョンフは“韓国のイチロー”と称され、中日でもプレーした李鍾範(イ・ジョンボム)氏を父に持ち、名古屋市で生まれた。2022年はKBOで打率.349をマークして首位打者、打点王、MVPを獲得。2023年オフにポスティングシステムでは野手歴代最高額となる6年1億1300万ドル(約178億2000万円)でジャイアンツと契約を結んだ。
期待されたメジャー1年目だったが、5月13日(日本時間14日)のレッズ戦で守備の際に外野フェンスに激突。左肩を脱臼して手術を受けて早々にシーズン終えた。37試合で打率.262、2本塁打、OPS.641。オフには米スポーツメディア「ジ・アスレチック」が12月に発表した「MLBワースト契約ランキング」では“候補者”入りするなど、散々な船出となった。
果たして2年目はどうなるか。記事では、イ・ジョンフの活躍が今季のジャイアンツにとっては必要不可欠と指摘。ただ、空振り率9.6%、三振率8.2%と「優れたコンタクトスキルを見せていた」ことは認めつつも「良い結果を生まなかった」と分析しており、“長所”を発揮してもなお不安が残るとした。
韓国メディア「朝鮮日報」ではMLB公式を引用しながら、「もう2年目には言い訳が通じない」と厳しい言葉をかけた。「全てがお金で動くメジャーリーグだからこそ、大きな契約を結んだ選手にはそれだけの価値が求められる。血も涙もない冷酷なビジネスの世界がメジャーリーグだ」と、世界最高峰のリーグの難しさに言及。その上で「だからこそイ・ジョンフの今シーズンは重要だ。怪我や他のアクシデントを避け、自らの成績を証明しなければならない大きな重荷を背負ってスタートする必要がある」と発破をかけた。(Full-Count編集部)
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