大谷翔平なら「理解できた」 233HR男も驚いたソトの1200億円契約…日本で体感した“格の違い”

ドジャース・大谷翔平【写真：ロイター】

■カステヤノスが日本で感じた大谷翔平の存在感

　フィリーズのニック・カステヤノス外野手が米メディア「ジョムボーイ・メディア」に出演し、日本で体験した“大谷フィーバー”について語った。同番組の司会を務めるクリス・ローズ氏が「ソトがあれだけの契約を結んだことに驚きましたか？」とたずねると、言葉に出てきたのはドジャース・大谷翔平投手のことだった。

　フアン・ソト外野手の契約については「（代理人の）スコット（ボラス）は他の選手の数字を引っ張って（クライアントの成績と）比較することに大変長けている。そして、スティーブ・コーエンオーナーも資金を投入することを恐れていない。それらの要素を踏まえると、26歳でソトのような選手であれば、15年8億ドルを得られるんじゃないかな」と、15年7億6500万ドル（約1208億円）の契約について言及した。

　ソトが結んだ契約には「少し驚いたよ。ショウヘイだったら理解できるんだよ」とカステヤノスは頷いた。続けて「日本に行って感じたことなんだけど、今は国全体がドジャースファンなんだ。そこら中にドジャースに関連するものを見る。彼の資産状況は知らないけど、テレビ放映権などでドジャースは米国外で莫大な資金を得ていることは確かだ。彼は国際的な選手だから（巨額の契約には）理解できるんだ」と説明を付け加えた。

　32歳のカステヤノスはメジャー通算233本塁打、848打点を誇る。2022年に5年1億ドル（約158億円）でフィリーズと契約を結んだ。昨季は打率.254、23本塁打、86打点の成績を残すと、オフには家族で日本を訪れて異文化に触れたのだった。（Full-Count編集部）