韓国に君臨する“元広島の大砲” 1年で退団も…隣国で掴んだ「最強の助っ人」の地位
Full-Count / 2025年1月20日 20時28分
■ウィズダムはメジャー通算86本塁打…2021年は28発と活躍
2024年シーズンの韓国プロ野球(KBO)を制した起亜タイガースは、オフに打率.311&26本塁打と活躍したソクラテス・ブリトー外野手との契約を見送り、カブスでメジャー通算86本塁打のパトリック・ウィズダム内野手を獲得した。韓国メディアは「デビッドソンのようになってくれるなら……」と、広島でプレーした助っ人になぞらえて期待を寄せている。
韓国メディア「OSEN」は20日、「ボムホ監督が明らかにしたソクラテス放出の理由 ウィズダム大爆発に自信『MLB88本塁打は膨大な能力』」と題した記事を寄稿。起亜のイ・ボムホ監督の談話としてチームには左打者が多く、左投手が苦手だったブリトーよりも右打者で左投手に強いウィズダムの優先度が高くなったとした。
33歳のウィズダムは2021年に躍進。106試合で28本塁打、OPS.823の好成績を収め、同年から3年連続で20発以上を放った。ただ、2024年は75試合で打率.171、8本塁打にとどまり、キャリアの復活を目指して韓国へ移籍した。ボムホ監督は「打率.280、30本塁打を打てば最高だ」と笑顔。そして「すごく優れた能力を持った打者だ。MLBで88本を打ったということ自体がものすごい。KBOに適応すればデビッドソンのようになってくれるだろう」と、さらに期待を込めた。
ボムホ監督が引き合いに出したデビッドソンといえば、2023年に広島でプレーしていたのは記憶に新しい。同年は112試合で打率.210の一方でチーム最多の19本塁打を放ったが、1年限りで退団し、昨年はKBOのNCダイノスへ移籍。そして131試合で打率.306、46本塁打、119打点と大活躍を見せた。
「OSEN」はデビッドソンを「1年で最強の外国人になった」と紹介。元広島の大砲は今季150万ドル(約2億3000万円)、2年目は170万ドル(約2億5800万円)の延長契約を結ぶなど、韓国で大きく開花した。果たしてメジャーで実績十分のウィズダムも“成功例”に続けるだろうか。(Full-Count編集部)
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