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『KURATAS』対『Eagle Prime』の裏側で巨大ロボットバトルのスポーツ化を目指すMegabots共同創業者に聞いてみた

ガジェット通信 / 2017年10月23日 11時30分

日本時間の2017年10月18日に公開された『KURATAS(以下、クラタス)』の水道橋重工と、『Iron Glory(以下、アイアン・グローリー)』『Eagle Prime(以下、イーグル・プライム)』の2体のロボットを擁するMegabotsの対決ですが、初戦の『クラタス』VS『アイアン・グローリー』は『クラタス』が勝利を収めました。2戦目の『クラタス』VS『イーグル・プライム』は『イーグル・プライム』の勝利となり、1勝1敗の引き分けと結果に終わりました。

THE GIANT ROBOT DUEL(YouTube)

https://youtu.be/Z-ouLX8Q9UM

解説者やレポーターも登場してバトルを盛り上げました。

対決が実際に行われたのは、日本のどこかにある廃工場だったようです。

試合終了後のインタビューで、「I think it’s time to make a sports league(スポーツ・リーグを作る時だと思います)」というコメントについて、直接Megabots共同創業者のMatt Oehrlein氏(以下、Oehrlein氏)に突っ込んだ質問をしてみました。というのも、前回の記事でも少し触れたのですが、Megabotsの方向性が、巨大ロボット同士の戦いが「エンターテイメント色の非常に強い新しいスポーツとなる」のか、それとも「米軍向け次世代兵器のショーケースとなる」のか、どちらだろうと興味を持ったからです。

日米巨大ロボットの決闘が遂に実現へ 水道橋重工の『KURATAS』対Megabotsの『Eagle Prime』 [リンク]

筆者の「巨大ロボットバトルのスポーツ化を実現する上で、どういった障壁を想定しているか?」という質問に対し、Oehrlein氏は「まずはじめに、バトルが面白いものになるようルールや規制をきちんと作ることでしょう。スポーツとして成立させるのであれば、ルールの制定が唯一の方法です。リーグに参加するチームは必ずルールの中で抜け穴を見つけて、それを逆手にとって悪用することでしょう。ルール上の抜け穴を塞いでいくのが私達の仕事になってきます」と回答してくれました。

巨大ロボットバトルがスポーツとしてリーグを設立するのであれば、ルールは勿論ですが、運営母体、スポンサー、ビジネスモデル、チーム集め等々、様々な障壁を一つずつクリアしていかないとなりません。今回の水道橋重工との対決はスポーツ化への序章といったところでしょう。今回の対決では水道橋重工が『クラタス』1体だけだったのに対し、Megabotsは2体で迎え撃つなど、若干のアンフェア感があった気がするので、ルールをきちんとした上で、参加チームを増やしていくことが次につながっていくのではないでしょうか。

ちなみに、Megabotsの保有する巨大ロボット開発関連の技術に米軍が興味を示し、軍事転用目的で「10億ドル(約1135億円)単位の“断るには魅力的すぎる”オファーを出してきたら会社自体の売却もあり得るのか?」という質問には「申し訳ありませんが、コメントできません」とのことでした。

次回の巨大ロボットバトルはどういうものになるのか、引き続き注目していきたいと思います。

※画像:『YouTube』から引用

https://www.youtube.com/watch?v=Z-ouLX8Q9UM

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