上戸彩「私自身も奥様会のような世界は苦手」 半沢直樹・妻役の続投コメント全文掲載【半沢直樹が待ちきれないっ!】
ガジェット通信 / 2020年2月26日 21時35分
2020年4月期の日曜劇場に帰ってくる堺雅人さん主演「半沢直樹」に、前作に登場した半沢の妻役で、上戸彩さんの続編への出演が決定しました。
■番組公式サイト:http://www.tbs.co.jp/hanzawa_naoki/
上戸さんが演じる妻は前作同様、半沢を献身的に支え、夫思いの妻・半沢花(はんざわ・はな)です。理不尽極まる男社会の中で繰り広げられる激しい戦いを描いた前作で、時に優しく時に厳しく夫を励ます彼女の存在と視点は、作品にとってとても貴重で欠かせない存在であると同時に、弁の立つ半沢が“唯一かなわない相手”でもあり、救いの存在でもありました。
それだけでなく、愛する夫の力になろうと、半沢の敵である浅野支店長(石丸幹二)の妻・利恵(中島ひろ子)らが開く<奥様会>に飛び込み、情報収集に奔走したほか、アルバイトをして夫に新しいカバンをプレゼントするなど、懸命なサポートに感情移入した視聴者も多かったはずです。
今回の続編でも彼女がどのようにして夫を支え、存在感を発揮するのか大いに期待がかかると同時に、今作までの間に二児の出産を経た上戸さんが、女優として、そして母として見せるだろう新たな表情にも注目です。
以下、上戸さんのコメントを全文掲載します!
いよいよ「半沢直樹」の続編が始まりますが、まだ私は全然想像がついていないです。実際に放送を観るまでは実感が湧かないかもしれません。(出演にあたって)前作を観返しましたが、やっぱり凄く面白かったです!そして、色々忘れていることもあるのに気づきました。前作を観返して思い出したのは、当時監督から「とにかくテンションを高く!」と言われていたことです。今回も、とにかく監督をはじめ、スタッフに付いていくのみだと思っています。
前作では夫婦のシーンに「ほっと、一息した」という声を多くいただきましたが、私は花を演じるにあたって“一息的な役割”といった考えで撮影に臨んでいなくて、花にとっては夫婦のシーンが全てだと思って演じています。家の外で怖い顔をしているのも半沢だし、家の中では優しく「花ちゃん」と言って笑顔になってくれるのも半沢。堺さんが世界観を作って花の良さを引き立たせてくださるので、とにかく私は全力で演じたいと思います。
花の性格は自分に凄く似ているなと思っています。私自身も「奥様会」のような世界は苦手分野なので(笑)。そういった意味では前作も今も変わりません。でも前作の時は(私自身が)結婚をして少ししか経っていない時期だったので、「奥様会」のような世界は全く分からず想像もできませんでした。今は子どもも2人いますし、お母さん同士のお付き合いもあるので、前作の時の自分より色々な角度で世の中を見られています。ですので、今回は劇中の「奥様会」のような世界をよりリアルなものに感じながら花を演じられるのではないかと思います。
皆さんも楽しみにしていらっしゃると思いますが、私自身も楽しみにしています。実は、前作からそうですが、私にとっては台本だけだと難しくて理解できない部分もあったりするんですけど…(笑)。いつも放送を観て「へぇ~!」と納得して、視聴者の皆さんと同じように観ています。
初心を忘れずに・・・そして、見ていただいた皆さんに、「明日から頑張るぞ!」と思ってもらえるように頑張りたいと思います! 外で頑張っている旦那さんが、家では力が抜けて別人になれるような、そんな夫婦の形を目指して、半沢花を演じたいと思います。
■物語「半沢直樹、東京セントラル証券への出向を命ずる――」
東京中央銀行のバンカー・半沢直樹が、銀行内で行われていた数々の不正を明らかにするも、まさかの子会社への出向を命じられるという衝撃の展開で最終回を終えた前作。今作では、東京セントラル証券で営業企画部長となった半沢に巻き起こる事件を描く。
あるとき、東京セントラル証券に大型案件が舞い込む。それは、ある大手IT企業による敵対的買収で、株式取得に掛かる費用はなんと1500億円以上。東京セントラル証券にとって、かつてない規模の案件だった。
そして、これが新たな銀行との戦いの始まりになるとは、この時の半沢は知る由もなかった――。
果たして半沢は、出向先でも次々に発生するトラブルを乗り越え、理不尽な要求を突き付ける相手に「倍返し」出来るのか!? 型破りのバンカー、半沢直樹の新たな伝説が、令和の歴史に刻まれる!!
■番組概要
番組名:日曜劇場『半沢直樹』
放送日時:4月スタート 毎週日曜よる9:00~9:54
スタッフ:製作著作TBS
原作:池井戸潤
「ロスジェネの逆襲」「銀翼のイカロス」(ダイヤモンド社)
「半沢直樹 3 ロスジェネの逆襲」「半沢直樹 4 銀翼のイカロス」(講談社文庫)
脚本:丑尾健太郎 ほか
演出:福澤克雄、田中健太、松木 彩
プロデューサー・伊與田英徳、川嶋龍太郎、青山貴洋
(執筆者: ときたたかし)
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