『スパイラル:ソウ オールリセット』サミュエル・L・ジャクソン出演シーン解禁 「“ジグソウ模倣犯”か 手ごわいな」[ホラー通信]
ガジェット通信 / 2021年9月1日 23時0分
『ソウ』シリーズの“完全なる新章”とされる最新作『スパイラル:ソウ オールリセット』が9月10日より公開。本作のサミュエル・L・ジャクソン出演シーンの映像が解禁となった。サミュエルの出演に対するキャスト&制作陣のコメントも併せてご紹介する。
『ソウ2』~『ソウ4』を監督し、長く愛されるシリーズに育てたダーレン・リン・バウズマンが再びメガホンを取り、シリーズを愛するクリス・ロックが主演、製作総指揮を務める今作。シリーズで描かれてきた“ジグソウ”の後継者をめぐる物語をリセットし、ジグソウを凌駕する猟奇犯の脅威を描く。
解禁となった映像は、クリス・ロック演じる主人公ジークと、サミュエル・L・ジャクソン演じる父マーカスが登場するシーンだ。
警察官であるジークは、同僚警察官が犠牲となった奇妙な事件を捜査している最中だった。捜査中に一時帰宅すると、鍵をかけたはずのドアが開いている。事件の犯人が自分を狙っている可能性を考え、銃を構えながら入室すると、そこには伝説的刑事として名高い父マーカスが居座っていたのだった。(サミュエルらしく)Fワードを挟みながら 「父親に銃を向けるのか? お前をブッ殺したかも」と威圧する父。息子相手に銃をちらつかせており迫力十分。しかし、本音では猟奇事件を追う息子を心配しているようで、「“ジグソウ模倣犯”か。手ごわいな」とこぼしている。サミュエルの口から聞く“ジグソウ”の名前、なんだか新鮮な趣。
キャスト・制作陣のコメント
サミュエルの出演について、キャストのクリス・ロック、マックス・ミンゲラ、脚本のジョシュ・ストールバーグ、監督のダーレン・リン・バウズマンが喜びのコメントを寄せている。なかでも脚本のジョシュは、サミュエルの名文句「マザーファッカー」を本作で言ってもらいたかった様子。それが実現した際のサミュエルの粋な対応を明かしている。
製作総指揮/ジーク・バンクス役:クリス・ロック
僕はサミュエル・L・ジャクソンと親子の役を演じたわけだけど、うまくいったんじゃないかなと思う。年齢的にもね。
サムのことをだれもが絶賛する。まさに、何をするにしても素晴らしいってね。サミュエル・L・ジャクソンの凄い所は、撮影現場で会って10秒後には、もう役に入っている。またサムの台詞には説得力があるんだ。それほど素晴らしい俳優ってことだよね。作品をひとつ上のレベルに引き上げてくれる力がある。サミュエル・L・ジャクソンが出てくると、本物の映画を観ている気持ちにさせてくれるんだ。
ウィリアム・シェンク役(ジークの相棒):マックス・ミンゲラ
サムは天才的な才能があって、現役の俳優の中で最も素晴らしい人物のひとりで、憧れの存在なんだ!
サムと同じ空間にいるのも、同じチームで作品を作れることも、ものすごく恐れ多いことのような気がした。『スパイラル:ソウ オールリセット』にサムが参加してくれて、ぼくたちは本当に幸運だった。
脚本:ジョシュ・ストールバーグ
誰もが憧れる役者が出演する作品の脚本を書くとき、一種の不安が確かに生まれる。それがサミュエル・L・ジャクソンの様な、偉大な俳優ならなおさらだ。
脚本を書きながら、この作品でも「マザーファッカー」が聞けるかもと期待したんだ。サミュエル・L・ジャクソンがキャスティングされた時点で、その言葉は絶対に台詞の中に登場させるんだと決めたんだ。
現場の演技で最も印象に残っているのが、撮影初日の1テイク目、彼の最初の台詞だ。グラスを壁に投げつけて「マザーファッカー」と怒鳴るシーンで、カットがかかると、カメラのほうを向いて「さて、これでひとつ片付いたね」と言ってくれたんだよね(笑)
監督:ダーレン・リン・バウズマン
“クール”という言葉はサムのためにあるようなものだと思った。
サムがセットに入ってくると、現場は良い意味の緊張感で満たされる。その存在感と周りの空気が変わっていくのを肌で感じることができたのは、最高の経験になった。自分が監督を手がける作品にサムが出演したなんて、ある意味いまでも信じられないよ。
『スパイラル:ソウ・オールリセット』
9月10日全国公開
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