1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. ゲーム

予想を遥かに超える面白さ。『S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl』はそんじょそこらのホラーゲームより恐ろしい注目作【TGS2024】

Game*Spark / 2024年10月2日 18時0分

9月26日から4日間にわたり開催された「東京ゲームショウ2024」。今回の記事ではセガ/アトラスのブース内「セガパートナーズ」のコーナーにて展示されていた、11月発売予定の新作『S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl』の試遊レポートをお届けします。


筆者個人としては、TGS2024出展作品の中でもかなり期待度が高い作品。長時間並ぶことを覚悟していましたが、ビジネスデー初日の開会直後に訪れたためほとんど待つことなくプレイできました。画面撮影が禁止されていたので、記事内のスクリーンショットはすべてSteamストアページ内で掲示されているものとなる点にご留意ください。


『S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl』は『S.T.A.L.K.E.R.』シリーズの4作目であり、15年ぶりとなる新作です。ロシアによるウクライナ侵攻の影響を受けてリリースが延期していたという経緯があるため、TGSに出展されたこと、そして発売されること自体が奇跡のような作品だとも感じます。ほんとに11月に発売されるのかいまだにちょっと不安ではありますが、経緯が経緯なため急かさず今後の展開を見守りたいところですね。


ブースでの試遊に際し、操作はキーボード操作とパッド操作を選択できました。筆者はキーボードでの操作でプレイすることとしました。本作にはアクションとして「リーン(覗き込み)」などが存在するため、個人的にはボタン数が多いほうがスムーズに遊びやすいでしょう。


試遊では、ゲーム序盤部と見られるパートをプレイできました。UIを含め、全体が日本語化されていましたが、字幕の一部怪しい部分などもありました(今までぶっきらぼうな口調だったキャラクターが、急にすべて機械翻訳調の敬語になるなど)。ただ、大部分では問題なかったため、おそらく発売までには改善されることと思います。


試遊したパートは夜の場面であり、視界が暗く、ちょっとした物音にもびくつきながら進みました。プレイしたのはなにやら隔離されたゾーンの中で、息をひそめながらポイントをスキャンしていく……というミッションだったのですが、人間からも隠れねばならず、もちろんアノーマリー(超常現象)の脅威もあったりで、凄まじい緊張感でした。


正直言ってそんじょそこらのホラーゲームより遥かに心臓に悪く、恐ろしかったです。このあたり(おそらく『S.T.A.L.K.E.R.』シリーズからの影響を強く受けている後発作であるところの)『Escape from Tarkov』のようなテイストもありました。


試遊には突発的な戦闘パートも含まれており、武装した人間との戦闘パートのほか、透明化するクリーチャー(おそらく“Bloodsucker”)との戦闘も体験しました。


戦闘の難度はおそらく『S.T.A.L.K.E.R. SHADOW OF CHERNOBYL』などの過去シリーズよりは控えめになっているのですが、それでも充分に難しく感じられ、何度かゲームオーバーになりました。しかしリプレイポイントが細かく設定されているなど、「遊びづらい」という感じではありません。ミッションの行く先や目標などもかなり分かりやすく、現代的にブラッシュアップされていると感じました。


短い試遊時間でしたが、その他で気になった点は「グラフィックが美麗」や「シネマティックシーンへの切り替えがスムーズかつ、臨場感が高い」など、視覚で感じるポイントが多いです。非常に手に汗握る展開を楽しめましたし、筆者としては、はっきり言って事前の予想を超えて、面白い作品となっている、とも感じました。このまま何事もなく11月に発売されることを切に願っております……。




『S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl』はPC(SteamEpic GamesストアGOG.com)/Xbox Series X|S向けに11月20日発売予定です。また、各プラットフォームのストアではプレオーダーも受付中となっています。


この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください