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ハロウィンだし、魔界で殺しまくろうぜ!『Shadows of the Damned: Hella Remastered』で蘇る、須田剛一氏×三上真司氏の名作は独創性たっぷりの爽快アクションTPS【先行プレイレポ】

Game*Spark / 2024年10月25日 0時0分

10月ももう終わりに近づき、ハロウィンが迫ってきましたね。ハロウィンらしいゲームがやりたい!という欲求に駆られている人も多いのではないでしょうか。とはいえ、化け物から無力に追われる……なんてのはなんだか癪に障りますよね!どっちかというと、化け物をぶっ殺したくないですか?


10月31日に発売される『Shadows of the Damned: Hella Remastered』は、そんなあなたにぴったりな作品。本記事では、本作の内容と魅力についてお届けします。なお、記事の制作にあたって、PC版の製品コードをご提供いただいています。


『Shadows of the Damned: Hella Remastered』はどんなゲーム?


本作は、魔界を舞台としたTPS型アクションアドベンチャーゲームです。2011年にPS3/Xbox 360で発売された作品に追加要素を加えたリマスターとなっています。


物語は、デーモンハンターである主人公のガルシア・ホットスパーが、最愛の女性・ポーラを悪魔の王・フレミングにさらわれてしまうところから始まります。ガルシアは魔界へ赴き、悪魔たちを殺しながらフレミングの後を追います。


開発スタッフとしては『ノーモア★ヒーローズ』の須田剛一氏と『バイオハザード』の三上真司氏が『killer7』ぶりにタッグを組む作品となっており、音楽に『サイレントヒル』『SIREN』の山岡晃氏、敵キャラデザインに漫画「ドロヘドロ」の林田球氏が携わった超豪華な布陣。加えて、日本語版の吹き替え声優はガルシア役に浅野忠信さん、ポーラ役に栗山千明さん、フレミング役に吉田鋼太郎さんなど著名な俳優が起用されています。


シューターとしてはもちろん、ギミックも面白い!


操作は一般的なTPSと同じで、左トリガーで狙って右トリガーで撃つというものなので、シューター系に慣れている人であればすぐ手に馴染むでしょう。本作の武器は徐々にアンロックされていきますが、序盤ではピストル・サブマシンガン・ショットガンのような銃3種と近接武器1つを状況に合わせて使い分けて戦います。


『バイオハザード4』を作った三上真司氏が関わっているだけあって、シューターとしてはかなり気持ち良い仕上がりに。CERO:Zという 敵の四肢を撃つともげるようになっていますし、初弾で見事ヘッドショットを決めるとスタイリッシュでグロテスクな特別演出が楽しめます。グチャッとした被弾音と相まって、ヘッドショットを狙いたくなる仕組みは見事です。


そして、本作が楽しい理由はそれだけに留まりません。本作のステージにはステージごとにさまざまなギミックが用意されており、アトラクションのような楽しさがあるのです。


本作で重要となるのは、暗闇のシステム。暗闇に侵されたエリアに入っていると徐々にダメージを食らってしまうのですが、ヤギのオブジェを探して、RBボタンで撃てるライトショットで射抜くと暗闇を晴らすことができます。この「暗闇を晴らして進む」というのは本作の重要なシステムであり、これを発展させたものがいくつもでてきます。


暗闇を逆に利用することもあります。門のロックを解除するために壊さなければならないオブジェがあるけど、普段なら赤色なのになぜか青紫になっている……というときは、暗闇に入った状態で撃てば解決できます。


他にも、化け物が嫌う光を放つチョウチンアンコウのような生物にあわせて進んだり、シャンデリアを動かして壁に付いたガラス玉を壊して闇を晴らしたりと、アイデアは豊富でプレイヤーを飽きさせません。


魔界にやってきたガルシアは、もともと魔界に住んでいた相棒の骸骨・ジョンソンと共に悪魔と戦います。ジョンソンは魔界の事情をよく知っているほか、さまざまな武器に変身できる頼りなヤツ。声優は我修院達也さんが担当しており、「ハウルの動く城」のカルシファーのような癖になる声が特徴的です。ちょっと気取ったガルシアと、軽口でコミカルなジョンソンの掛け合いは本作の大きな魅力で、攻略を進めるモチベーションになります。


全体的に描写や物語はぶっ飛んでいて、セクシー&グロテスクな作風は須田剛一氏作品らしいテイスト。ヒロインのポーラはセクシーなランジェリー姿ですが、オープニングでいきなり身体が裂けて中から化け物が出てきたり、生々しい生首として現れたりとやりたい放題です。


他にも、ドアの鍵が邪悪な赤ちゃんの顔になっていたり、ボスがハーモニカを吹いていてダメージを与えるたびに「ファー♪」と鳴ったりと、笑えるシーンも多々あります。


しかし、ただ悪趣味なだけではなく、ぶっ飛んでいる中に「なんかカッコいいな……」と思えるようなシーンも。ゲーム序盤、バイクに変身したジョンソンにまたがって魔界の門へ爆走し、そのままタイトル画面になるというシーンは思わず口角が上がるかっこよさでした。


リマスターとはいえ、基本的には当時そのままのものが楽しめます。PC版は当時の海外版と同じく規制なし、国内コンソール版は規制があるものの、その規制の内容も当時とそっくりそのままになっているようです。


追加要素としては、ニューゲーム+が追加されたほか、PC/PS5/Xbox SeriexX|S版は4K・60fpsに対応。ニンテンドースイッチ版は30fpsですが、原作も30fpsだったためある意味そのままの体験が味わえます。衣装も4点追加されており、中にはディープな須田剛一氏ファンがニヤリとできる「暗闇ダンス」の衣装も……!他にも、キーボード&マウスやモーションコントロール操作が追加されたことで、敵を狙いやすくなりました。




『Shadows of the Damned: Hella Remastered』は、普通のFPSやホラーゲームとはひと味もふた味も違う、抜群のセンスが光る物語とゲームプレイを楽しめます。


悪趣味だけどカッコいいゲームがやりたい!化け物に追われるんじゃなくて殺したい!!という欲望がむくむくと膨れ上がるハロウィンの夜は、ぜひPC(Steam)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/ニンテンドースイッチでプレイしてみてはいかがでしょうか。

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