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4年後のロシアW杯出場を目指す宇佐美貴史「やっぱりW杯は、出ないとダメ」

ゲキサカ / 2014年7月31日 17時41分

―楽しそうに話しているところ申し訳ありませんが、そろそろスパイクの話を。
「軽いですね。僕は派手な色が好きなので、派手であればあるほど視界に入りやすいし、派手なところは良いと思います。このバトルグラフィックというデザインも、先住民が狩りに行くとき、顔にしていたペイントデザインがもとになっていて、相手を狩りに行くという考えが落とし込まれているそうなんです。こういう一つひとつ、しっかりビジョンがあるのが、僕は好きですね。そういうビジョンが、一番、大好物です(笑)」

―ボールタッチにこだわりのある宇佐美選手は、肌に近い感覚も大事と話していましたが?
「ありがたいですよ。薄さ、軽さ、そして色。プレーに関してスパイクに求めるのは、その3つなので。その3点全部が凝縮されたスパイクです。デザインが派手な方が、間接視野でしっかり捉えられますし、薄くてナチュラルに履ける方が、正確なボールタッチができます。さらに軽い方が、重さのことも気にしなくて済むのでやりやすい。だから、このゴールで得点を量産して、『点を取れるスパイクだよ』と言いたいですね」

―試合中、何回ボールタッチをしているのか意識しているのですか?
「タッチ数は、多ければ多いほどいい。たとえば、20メートルをドリブルするときは、1メートルで2回ボールに触るとか。相手を抜けているときのタッチ数は良いんです。ボンボンと蹴り出さない。ボンボンと蹴り出すことが必要なときもありますけど、細かいタッチがあってこその大きいタッチというか。大きなタッチだけだと、つかみどころがなくなるので」

―アルゼンチン代表FWディ・マリア選手も『ボールと自分の距離を小刻みに変えて、相手の届かないところに置く』と話していました。
「僕のこと、『ディ・マリア』って呼んでください(笑)。僕は、タッチ数にはこだわっていますが、あとは体の向きとか、フェイントとか、行くタイミング。時間帯もありますし、行くときの(相手守備の)枚数もあります。そういうのを、いろいろ見ながらドリブルを仕掛けていますので、その辺は見る人にも感じてもらえればいいかなと思いますね。でも、ドリブルだけで言うと、世界一はディ・マリアだと思います。バイエルンのとき、UEFAチャンピオンズリーグで見ましたけど、ディ・マリアのドリブルとシャビ・アロンソのキックはえげつなかったです」

―圧倒的に何が違う?
「アジリティの能力もそうですし、相手を抜いていくリズムが、もう独特過ぎて。マネできないと思いますよ。あのドリブルの感じとか。ドリブルをするための人間っていうか。ドリブルで抜いていく感じとか、相手と対峙した時の感覚。ピッチ外から見ていた僕の感想ですけど、ディ・マリアは天才。天才中の天才ですね」

(取材・文 河合拓)
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