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[クラブユース選手権U-18]札幌U-18が5発快勝で4強!初めて猛暑の前橋5戦を突破!!

ゲキサカ / 2014年7月30日 18時26分

[クラブユース選手権U-18]札幌U-18が5発快勝で4強!初めて猛暑の前橋5戦を突破!!

[7.30 日本クラブユース選手権準々決勝 磐田U-18 0-5 札幌U-18 前橋総合]

 夏のクラブユース日本一を決めるadidas CUP 2014 第38回日本クラブユース選手権(U-18)大会は30日に群馬県の2会場で準々決勝を行い、前橋総合の第1試合ではコンサドーレ札幌U-18が5-0でジュビロ磐田U-18を下して4強入りを果たした。

 スコアは大差となったが、実力に開きがあったわけではなかった。前半はむしろ磐田のペースだった。9分、磐田は左サイドからショートパスをつなぎ、ゴール前へ入れたところでFW立川嶺がシュート。大きなチャンスだったが、ブロックに阻まれた。札幌はパスをつないで押し返す場面が少なく、苦しい出だしとなった。しかし、12分に左MF久保田成悟がパスを出そうとする動きをフェイントにしながらスルスルと左サイドを突破。相手守備の緩慢を突いてそのままシュートを突き刺した。

 しかし、その後も磐田のペースで試合は進んだ。ボールサイドに人数をかけ、ショートパスを交換。密集地帯を抜けると一気にスピードアップしてゴールへ迫った。30分に左から押し込み、立川のラストパスに森下龍矢が飛び込んだが、クロスプレーはファウルの判定。33分には石田崚真の右からのアーリークロスを森下がボレーで合わせたが、GKに防がれた。45分、そしてアディショナルタイムにもシュートチャンスを迎えたが決め切れなかった。

 前半、少ないチャンスを物にして我慢していた札幌は、後半から前がかりな相手の背後を突いて効果的にリードを広げた。6分、左DF按田頼がボールを奪うと、すかさず長い縦パス。中央から左に流れるように抜け出した大型FW平川元樹が1タッチで中へ持ち出すと、冷静にシュートを決めた。さらに11分、右DF鈴木翔から右MF高嶺朋樹へと縦に素早く展開すると、ラストパスを再び平川が決めて一気に3点差とした。

 磐田は左DF塩谷仁がミドルシュートを放つなど反撃を試みたが、札幌は37分に右CKから按田のヘディングシュートで容赦なく加点。さらに44分には途中出場の藤井慎之輔がドリブル突破で自ら得たPKを決めて5点目を奪った。札幌の四方田修平監督は「先取点が取れたのは大きいけど、磐田さんのパスワークで相当苦しかった。ただ、選手が最後のところで体を張って守ってくれた。後半、同じ展開では凌げないと思ったので、もう少し(プレッシャーをかけに)行かせなければいけないと思った。サイドに追い込んでプレッシャーがうまくかかり、そこから攻めるカウンターから点が取れて良かった」と試合展開を振り返った。

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