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[総体]父・平岡監督の言葉胸に戦う大津MF平岡「父を胴上げできるように」

ゲキサカ / 2014年8月7日 21時32分

 この準決勝は1点差。今大会、PK戦での勝利も終了間際の決勝ゴールによる劇的な勝利も経験してきた。決勝にたどり着くまでの道のりは決して簡単ではなかったが、苦しい時に支えになっていた言葉がある。「『苦しい時は前進している』という、先生(父)がいつも言っている言葉なんですけど、苦しい時間帯でもその言葉あったから走れたりした」。父の教えを胸に戦ってきたことが、平岡自身を成長させ、チームの歴史を変える一因にもなった。

 日本一は自身の夢であり、父の夢でもある。「父の夢もずっと全国制覇だったので、その夢が叶うように。自分自身もその夢をずっと見てきたので、父を胴上げできるように精一杯頑張りたいです」。あと1勝を成し遂げるための対戦相手は今大会5試合22得点の強敵・東福岡高。夢を実現するためには困難もあるだろうが、どんなに苦しくても「前進している」という思いを持って最後まで戦い抜く。

(写真協力『高校サッカー年鑑』)

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
【特設ページ】高校総体2014

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