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[総理大臣杯]相手の力逆手にとって富士大に快勝!高知大が2回戦進出!

ゲキサカ / 2014年8月9日 20時0分

[総理大臣杯]相手の力逆手にとって富士大に快勝!高知大が2回戦進出!

[8.8 総理大臣杯全日本大学トーナメント1回戦 富士大 0-4 高知大 J-GREEN堺]

 第38回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントが8月8日に開幕した。全国各地域予選を勝ち抜いてきた20チームによって夏の大学日本一を争う大会の初日は1回戦4試合が行なわれ、J-GREEN堺メインフィールドでは富士大(東北)と高知大(四国)が対戦した。

 大会初戦とあって両者とも慎重な立ち上がりを見せる中、先制点は14分に生まれた。右サイドを高知大のFW有間潤(4年=宇和島東高)が突破してクロスを上げると、中央でMF野中祐輝(4年=長崎南山高)がヘッドで合わせてスコアを動かす。高知大は29分にも追加点。今度は左サイドでボールを受けたMF曽根友祐(3年=清風高)がPAへドリブルで侵入してゴール前へパスを送るが、その先で有間とDFが競り合ったことで、ボールは再び曽根の下へ。今度は自ら仕掛けて、DFのマークを外して放ったシュートがポストを叩いてゴールネットに吸い込まれた。

 富士大はFW城澤優斗(4年=専大北上高)やFW川島寛惟(2年=盛岡市立高)のスピードを活かした攻撃で反撃したが、後半になっても高知大のゴールが続く。4分にMF原田亮(4年=センアーノ神戸ユース)の素早いリスタートから有間が抜け出して3-0とすると、35分にもゴール正面で得た直接FKを原田が右足の見事なシュートでダメ押し点を決めた。

 4-0と点差が開いた試合となったが、前半は富士大がビルドアップからパスをつないでいこうという自分たちのスタイルを打ち出した一方、高知大は「相手のコンパクトさに戸惑った」と野地照樹監督は振り返る。DF西岡大志(3年=初芝橋本高)は「相手FWに食いついて、その次の対応ができなかった。前半のうちにピッチの中で修正しきれなかった」と反省の表情を浮かべている。

 8月に入って高知は台風の影響などで雨が降り続けており、グラウンドで練習できたのは1日だけ。それ以外の日は体育館で練習を続けていたが「その体育館も避難場所に指定されていて、練習中に“今から住民が避難してくるから”と言われて中止しないといけない日もあった」とキャプテンの原田は地元での調整不足を明かしている。相手の情報も無い中で、前半は上手くいかない部分もあったが「いい時間帯に点が取れた」(野地監督)ことで試合を優位に進め、追加点を積み重ねて行った。

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