[総体]ユース取材ライター・川端暁彦氏が選ぶ大会MVP、ベスト11、ベストマッチ
ゲキサカ / 2014年8月10日 15時5分
上村大悟(立正大淞南高、2年)
「立正大淞南らしい“ガンガン系”のサイドアタッカー。ドリブル自慢で縦への仕掛けを繰り返し、ボールを奪う姿勢もみせた。粗削りだが、今後の成長に自然と期待したくなる好選手」
増山朝陽(東福岡高、3年)
「MVPコメント参照」
▽FW
平野皓巴(長崎海星高、3年)
「蹴り込まれるロングボールに鋭く反応し、走り出す。酷暑の中でそれを繰り返せるタフネスと、飛んできたボールを正確にコントロールする技術も具備。単に速いだけの選手ではない」
一美和成(大津高、2年)
「小学生のときから知っているけど、あんなに大きくなるとは思わなかった」(平岡監督)。体が小さい頃に培ったスキルは今も威力を発揮。驚くべきオールラウンダーが誕生した。
村上魁(野洲高、2年)
「漂うのは野性味あふれる野洲らしさ。タイプは違うものの、乾貴士を初めて観たときと同等のインパクトがあった。ムラっ気もたっぷりありそうだが、それもまた一つの魅力か?」
●ベストマッチ
準決勝:大津高 1-0 前橋育英高
「ミスが少なく、サボっている選手もいない緊迫感のある好ゲーム。拮抗したチーム同士の拮抗した試合は「観に来てよかった」と素直に思えるものだった。悔いを残したであろう上州の虎たちの、冬のリベンジにも期待している」
[写真]川端氏が東福岡優勝の原動力と評する増山
執筆者紹介:川端暁彦
サッカー専門新聞『エル・ゴラッソ』前編集長。2004年の『エル・ゴラッソ』創刊以前から育成年代を中心とした取材活動を行ってきた。現在はフリーランスの編集者兼ライターとして活動。『J論』( http://j-ron.jp/ )編集長を務めているほか、ライターとして各種媒体に寄稿。近著『Jの新人』(東邦出版)。
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