[SBS杯国際ユース大会]U-19日本代表は韓国にPK戦で敗れる
ゲキサカ / 2014年8月18日 10時56分
[8.17 SBS杯第3戦 U-19日本代表 2-2(PK4-5)U-19韓国代表 草薙陸上]
U-19日本代表は「2014 SBS杯国際ユースサッカー大会」(静岡)大会最終日の17日、U-19韓国代表と戦い、2-2で突入したPK戦の末、4-5で敗れた。日本は1勝2敗の3位。優勝は3戦全勝のU-19コロンビア代表で静岡ユース(U-18静岡県選抜)が2位、U-19日本代表が3位、U-19韓国代表が4位で大会の幕を閉じた。
10月のU-20W杯アジア最終予選に当たる、AFC U-19選手権ミャンマー2014の1次ラウンドでも対戦するライバルに勝つことができなかった。それも相手は1次予選のメンバーのほとんどを欠いた大学生中心の陣容。日本は幸運なPKで追いついたものの、ハードワークする姿勢、球際の激しさで下回り、一時ポゼッションで圧倒されるなど、内容的には非常に厳しい試合だった。過去2試合の内容が芳しくなく、最終戦をいい形で終えたかったが、黒星で終戦。4日間で3試合目というハードスケジュールによる疲労があったことは間違いないが、主将のCB三浦弦太は「(大会を通して)あまり良くはなかったなという部分が多くて、個人としてはコロンビアだったり、いろいろなサッカーを体験できたことは良かったですけど、チーム自体は個人個人もっといいパフォーマンスを出せたと思いますし、もっと質の高いサッカーができたと思う。(今後へ向けて)気を引き締めるという意味では良かった。チーム全員が自分のたちの国を背負っているということに対しての責任感のあるプレーがまだまだ少なかったと思う。自分もそうですけど意識を高くして、質の高いサッカーをしていきたい」。日本もFW南野拓実らJリーグで出場を続ける主力数人が不在だったが、それでも「このままではいけない」と痛感させられる大会だった。
4-2-3-1システムの日本はGKが中村航輔、4バックは右から石田崚真、中谷進之介、三浦弦太、内田裕斗の並び。中盤は川辺駿と大山啓輔のダブルボランチで右が坂井大将、左が金子翔太。前線は越智大和の後方に高木大輔が構える形だった。出足は良かった。4分、大山の展開から左サイドへ開いた越智が落とし、これを受けた金子が右足ミドル。ボールがテンポよく動き、越智中心に前線のコンビネーションも良い日本は8分に早くも先制点を奪う。左SB内田が斜めに楔を入れると高木がタイミング良くスルー。中央で前を向いた金子が仕掛けから右前方へラストパスを出すと、坂井が右足で先制点を叩き込んだ。
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