PK3本が飛び出したF東京と浦和の撃ち合いは、ドロー決着
ゲキサカ / 2014年8月23日 20時41分
[8.23 J1第21節 F東京4-4浦和 味スタ]
J1は23日、第21節を各地で行い、5位のFC東京はホームに首位の浦和レッズを迎えた。日本代表のハビエル・アギーレ監督が視察に訪れた一戦は、両チームの先発計22名が日本人となった。両チーム合わせて3本のPKが飛び出した乱打戦は、4-4の引き分けに終わっている。
ホームのF東京は20日に行われた天皇杯3回戦・松本戦(2-0)から3選手を変更。MF三田啓貴、FW渡邉千真、FWエドゥーに代わり、MF羽生直剛、FW平山相太、FW武藤嘉紀が先発した。一方、天皇杯3回戦の草津戦(1-2)をターンオーバーで戦った浦和は、GK西川周作、DF那須大亮の2選手のみが2試合連続で先発入りした。
ここまでリーグで2番目に失点の少ないF東京と、最も失点の少ない浦和の一戦だが、序盤から激しい点の取り合いになる。まずは浦和が、公式戦6試合連続無失点のF東京を崩す。前半7分、MF米本拓司のサイドチェンジをカットすると、右サイドから速攻に転じる。MF平川忠亮、MF鈴木啓太とボールをつなぎ、鈴木の縦パスを受けたMF梅崎司がシュートを放つ。これが決まって、浦和が1点を先行した。
しかし、F東京も、すぐに同点に追いつく。前半9分、FW武藤嘉紀の粘り強いプレーからCKを得ると、DF太田宏介の入れたボールをMF高橋秀人がヘッドで左サイドネットに流し込み、試合を振り出しに戻した。さらに同15分にもF東京は左サイドから速攻に転じ、FW平山相太からのスルーパスを最終ラインの裏で受けた武藤が決め、一気に逆転する。
その後も効果的に浦和の最終ラインを突くF東京は、前半24分にPA内でMF河野広貴がDF森脇良太に倒されてPKを獲得。これを河野が確実に決めて、リードを2点に広げた。その2分後にもF東京は、中盤で河野が縦に入れたボールを平山がスルー。その先で受けた武藤が最終ラインの裏にパスを出すと、走り込んだ河野がGK西川と1対1になったが、シュートはGK西川に阻まれた。
良い流れで試合を進めていたF東京だが、前半34分に平山が負傷し、FWエドゥーとの交代を強いられる。選手交代後も後方で丁寧にボールをつなぎ、試合を進めていたF東京だが、前半42分にPA内でFW興梠慎三に仕掛けたDF森重真人のタックルでPKを取られる。これを興梠に決められたが、F東京が1点リードで前半を折り返した。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
スタッド・ランス加入報道のDF関根大輝が現地観戦!! 柏&日本代表の“先輩”伊東純也が目の前で貫禄のゴールゲット
ゲキサカ / 2025年1月12日 5時1分
-
東福岡がPK戦の末、静岡学園との激闘制し、優勝した15年度大会以来9年ぶりの4強へ
ゲキサカ / 2025年1月4日 16時12分
-
東洋大が東京V内定MF新井悠太のPK弾で初の日本一!! “3度目の正直”目指した新潟医療福祉大は1点に泣く
ゲキサカ / 2024年12月28日 17時33分
-
新潟医福大が夏冬連続の全国決勝へ! 王者・明大との120分死闘はPKで決着…悲願の初日本一を懸け、東洋大とファイナルで激突
ゲキサカ / 2024年12月25日 17時0分
-
浦和Jrユースが11年ぶりに高円宮杯決勝へ!! 鳥栖U-15に土壇場失点もPK戦でGK河合颯佑が2本ストップ
ゲキサカ / 2024年12月25日 14時10分
ランキング
-
1「ホンマに40歳?」 玉鷲が無傷の4連勝 強烈突き押しで全勝対決に快勝しX喝采「鳥肌立った」
THE ANSWER / 2025年1月15日 16時47分
-
2大谷翔平が「韓国語であいさつしてくださって…」ドジャース加入キム・ヘソン「応援の言葉をもらった」
スポニチアネックス / 2025年1月15日 8時50分
-
3イチロー氏の“107”に不安要素 殿堂入り確実も…米名物記者が指摘「単打を量産」
Full-Count / 2025年1月15日 14時40分
-
4大谷翔平&山本由伸…佐々木朗希にもフラれたヤンキース「日本人離れ」の深刻理由
東スポWEB / 2025年1月15日 12時28分
-
537歳急逝の元MLB左腕、死因は“薬物中毒”か 衝撃の報告書「口に白い物質」「吸引器具」
Full-Count / 2025年1月15日 10時14分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください