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[AFC U-16選手権]U-17W杯切符懸けた戦いまであと2週間、U-16日本代表候補が長野合宿終了

ゲキサカ / 2014年8月23日 21時25分

 相手を見ることを繰り返し口にしてきた吉武監督は「相手を見るというところは課題なので1日、2日ではできるようにはならないなと。でも諦める訳にはいかないので、そこに刺激を与えながら、あの最終予選のピリピリしている雰囲気の中で彼らができるか。練習でできていても試合でできなかったら意味がないので、1回でも、2回でも自分で相手を見て、意図を読んで、自分たちのやりたいことが意図的にたくさんできればいい」。またU-16代表はこれまでの試合の中で「雲行きが怪しい」や「我慢の時間帯」など試合の大局観を見ることができずに痛い失点を喫してきた。指揮官が「(日本は)大人でもできない。この子たちの課題でもあるし、日本全体の課題だと思っている」と注意する試合の流れを読む力。4月のイタリア遠征でチリに逆転負けし、アゼルバイジャンに追いつかれてドロー。6月のアゼルバイジャン遠征ではグルジアとウズベキスタンに2-0から追いつかれ、その点は7月のタイ遠征でも課題となっている。その点にも最大限の注意を払いながら、自分たちのやってきたことを表現して世界切符を掴み、最大6試合を経験して自分たちのサッカーが世界相手にできるのかを知る。

 吉武監督は今回の合宿を総括し、「身も心も準備するという点では・・・・・・高地で心肺機能を鍛えるという面では成果は上がっていると思う。でも心を整えてという面や、ピッチでのパフォーマンスを上げるという点では自分としては6割、7割かなと。もうちょっと行ってほしいというのがある。でも、(準備する時間が)もう1週間ありますので直前で修正できたらいい」と語り、アジアの戦いへ向けて「1試合1試合自分たちのベストを尽くしていって、1試合目よりも2試合目、2試合目よりも3試合目の方がパフォーマンスが上がっていくというようにしたい。その都度90分が終わったらピッチで倒れ込むくらいピッチの中で120パーセント出してほしい。やり方についてはいろいろありますが、相手陣内の時間を少しでも長くしたい。パーセントはあまり気にしていないですが、相手が強くても半分以上、45分以上は持ちたい」。香港、中国、オーストラリアと戦う1次ラウンドを突破し、世界切符を懸けた準々決勝では開催国のタイやライバル・韓国といったチームとの対戦が予想される組み合わせ。「世界で舞う」ことを目指す98年生まれ以降の世代、通称98JAPANが緊迫した戦いの中でどのようなサッカーを見せるのか注目だ。

(取材・文 吉田太郎)

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