[プレミアリーグWEST]前期と違う姿見せた京都橘、広島ユースとドロー
ゲキサカ / 2014年9月8日 7時19分
[9.7 高円宮杯プレミアリーグWEST第12節 京都橘高 0-0 広島ユース 西京極補助]
7日、高校年代最高峰のリーグ戦、高円宮杯U-18サッカーリーグ2014 プレミアリーグWEST第12節で、今季プレミアリーグ初参戦の京都橘高(京都)と11、12年に連覇しているサンフレッチェ広島ユース(広島)が対戦。両者、見せ場を作りながらもスコアは動かず、0-0の引き分けで終わった。
立ち上がりからチャンスを作ったのは広島だった。ボランチから最終ラインまで落ちるMF岡村吾朗(3年)を中心に後方でのパス回しで相手を左右に揺さぶり、流れを握る。機を見ては攻撃陣に預けて、個の仕掛けを引き出しながら、「後ろから繋いでいくのが基本だけど、相手が守備を構えてきた時に長いボールを入れて変化を与えていきたい。前線が持つ推進力を生かしていきたい」(望月一頼監督)と後期から取り入れる縦へのフィードを交えてチャンスを作った。13分には自陣でのパス交換から大きく左へ展開。MF横山航河(3年)、佐藤涼(2年)と縦を繋ぎ、リターンにPA左で佐藤が反応したが、DFにブロックされた。
一方の京都橘はボール奪取が武器のボランチ・志知大輝(3年)をトップ下に配置。狙いのひとつは「後半に勝負をかけようと思っていたので、最後まで(岩崎)悠人を使いたかった。志知に頑張ってもらって、悠人の負担を軽減したかった」(米澤一成監督)。ふたつめは後方でボールを回す広島の起点封じだった。前からのチェックで相手のパスを遮断。かわされても、CB清水遼大、ハウザー・ケン(ともに3年)がしっかりと跳ね返し、危ない場面を潰していく。「自分たちにチャンスはあったけど、失い方が悪かったせいで、相手にチャンスを与えてしまった」と望月監督が振り返ったように、次第に守備からリズムを作った京都橘に流れが傾き、41分にはハーフウェーライン付近でFKを獲得。DF小川礼太(2年)が直接狙ったキックは惜しくもクロスバーに阻まれたが、良い状態のまま前半を終えた。
後半からは米澤監督のプラン通り、京都橘が攻撃のギアを全開に入れた。右MFだった中野克哉(3年)を1トップに据え、岩崎を左MFに転換。縦への推進力のあるMF仙頭啓生(3年)を投入し、攻勢をかけた。後半6分には、自陣右でパスをDF倉本光太郎(3年)が縦へフィード。飛び出したGKよりも先に中野がボールに触り、無人のゴールを狙ったが、広島DFが何とかブロックする。14分には小川のパスを左サイドの高い位置で受けた岩崎が中へと繋ぎ、中野がダイレクトでシュートを狙ったが、GK白岡ティモシィ(3年)のセーブに阻まれた。
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