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[プレミアリーグEAST]白熱の連勝チーム対決!「後期全勝が目標」の青森山田が市立船橋撃破!

ゲキサカ / 2014年9月9日 18時27分

 青森山田は市立船橋の長身FW磯野隆明(3年)に入ってくるボールに菊池が厳しくチャレンジ。CB平松遼太郎(3年)が上手くサポートしながら相手の攻撃の起点を封じていく。それでも市立船橋は中盤で献身的に動き回るMF矢村健とMF古屋誠志郎(ともに2年)がポイントとなり、反撃。17分にはこの2人のワンツーからシュートシーンをつくり出し、17分には高速アタッカー、MF永藤歩(2年)が右サイドをえぐってクロスへ持ち込んだ。そして28分には永藤の右クロスのこぼれ球をおさめた磯野が、一気にゴール方向へ突進。DFを振り切って決定的な一撃を見舞ったように映ったが、これを青森山田の小笠原が一瞬早くタックルしてCKへ逃げる。

 30分を過ぎると、青森山田が思い通りにボールを動かしてリズムのある攻撃で市立船橋を押し返した。余裕あるボールキープを見せる山下に加えてMF岸本悠生、MF霞恵介(ともに3年)という中盤の3人とサイドの選手たちがワンツーなどで上手く相手をいなしながら敵陣へとボールを運んでいく。35分に中央での崩しからMF野口雄輝(3年)が放った左足シュートは枠を外れたものの、40分にスコアを動かす。右サイドを駆け上がった小笠原のクロスからニアサイドにFW丹代藍人(3年)と松木のふたりが走り込み。松木が決定的なヘディングシュート。これは注目GK志村滉(3年)が驚異的な反応で止めたが、こぼれ球にいち早く反応した丹代が右足で豪快に打ち抜いて2-0とした。

 市立船橋にとっては決して満足のいく前半ではなかった。ただ、今季16得点中12得点を後半にたたき出しているチームが、後半表現したことは「焦れずに続けること」。最終ラインからボールを繋いで相手を動かし、藤井、CB白井達也(2年)の両CBが攻撃のスイッチを入れる。そして外から永藤と左MF鵜澤恵太(3年)のドリブルや連係による崩しで青森山田の守備網を攻略しようとした。対して、一瞬の隙を見逃さない青森山田は13分に相手ディフェンスラインの背後へのボールから、DFと巧みに入れ替わった丹代が決定的な右足シュート。だがファインゴールかと思われた一撃は右ポストを叩いて突き放すことはできなかった。青森山田は20分にも右ショートコーナーからのサインプレーで松木がゴールエリアに入り込む。ここはGK志村にコースを消されて決められなかったが、守勢の中でも一刺しする攻撃力を見せながら試合を進めていた。

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