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日本vsベネズエラ 試合後のアギーレ監督会見要旨

ゲキサカ / 2014年9月10日 7時29分

―攻撃はスピードと深さを重視するスタイルのように思えるが? また、深さを出すときにグラウンダーよりも浮き球のボールを使う意図は?
「どういうスタイルを求めるのかと言われれば、上位に行けるスタイルだ。素晴らしいスタイルと言われてもランキングが44位であるよりは、あまり良いと言われないスタイルでも20位以上に行きたい。スタイルはあまり重要視していない。重要なのはより良いプレーをし、勝ち、上に行くことだ。

 スタイルとは違うが、日本人選手の特長はと聞かれれば、スピードがある。そのスピードをどのように生かすかは考えないといけない。2試合でスタイルをつくることはできない。まだ日本代表のスタイルは確立されていない。世界中のどの代表監督にやらせても、5試合でスタイルを確立することは非常に難しいと思う。しかし、それも自然なことだと思う。

 長いボール、短いボール、両方ともサッカーの一部だ。ロングボールを強調して質問される意図が分からない。高いボールは禁止されていますか? 高いボールもサッカーの一部だ。もしかしたらそういったプレーが嫌いなのかもしれないが(笑)」

―日本人はピッチ上で自分の判断でプレーすることが苦手と見られていたが、この2試合をやってみて、日本人選手はピッチ上でアイデアを発展させる能力があると感じたか? また、日本は今日のように勝てそうな試合を落とすことが多いが、勝ち切る力を付けるにはどういったことが必要か?
「私は日本人選手に枠から飛び出して、自分のプレーをしてほしいと頼んだ。自由にプレーしたいと思っていない選手はいないと私は思いたい。私はある形を選手たちに与えるが、それを発展させるのは選手たちの自由だ。チェスやコンピューターゲームのように、このようにやらないといけないというものがあるわけではない。(サッカーは)ピッチの中で人間がプレーを発明しながら、プレーを考えながらやっていくもの。私はピッチの中で考えて判断を下すことを選手に強要する。

 2-1の状況で我々のシュートがポストに当たり、その後に追いつかれるという不運な試合だった。そして私はこの結果は妥当だと思っている」

―アジア杯に向けたテストに合格した選手と、合格しない選手がいたのか? また、選手全員を起用できなかったが?
「マツケン(松原)もタカ(扇原)も使うことができなかった。キーパーのシュウ(西川)とアキ(林)ももちろん出場させたかったが、それも難しかった。しかし、練習で彼らはしっかり見ている。次のリストを見たとき、だれが良くて、だれがあまり良くなかったかが分かると思う」

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