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[プレミアリーグWEST]選手権覇者と総体日本一の対決はドローに

ゲキサカ / 2014年9月17日 16時49分

[プレミアリーグWEST]選手権覇者と総体日本一の対決はドローに

[9.13高円宮杯プレミアリーグWEST第13節 富山一高 2-2 東福岡 富山一高G]

 高円宮杯U-18サッカーリーグ2014 プレミアリーグWESTの第13節が富山一高グラウンドで行われ、昨季の選手権王者である富山一高(富山)と今年の全国高校総体を制した東福岡高(福岡)が対戦。チャンピオン同士の一戦は2-2の引き分けとなり、勝ち点1を分け合った。

「インターハイ王者と選手権王者、どっちが強いか決めよう!」。大塚一朗監督による試合前の掛け声に後押しされ、ピッチに向かった富山一イレブンが序盤からチャンスを作った。4分には左サイドでボールを奪ったMF南田直樹が縦のスペースにパスを入れると、MF西村拓真がフリーで反応。パスが流れ良く繋がり、中央のFW坂本裕樹を経由し、反対サイドのMF久保佳哉に渡る。ゴール前を再び横断したボールを西村が合わせたが、DFに当たってCKとなった。

 幸先の良いスタートを切った富山一だったが、8分には相手陣内のボールロスから素早くサイドに展開され、FW赤木翼の飛び出しを許し、中に折り返したボールをFW木藤舜介にスライディングで押し込まれてしまう。先制点を奪われたものの、選手たちに動揺は見られず。サイドの縦突破を中心に攻める東福岡に対し、放生祥季、藤井陽平の両SBが身体を張って、クロスを入れさせず。ゴール前でもCB村上寛和を中心とした守備陣がしっかりと跳ね返していく。

 焦れずに守備からリズムを掴んだ富山一は「給水直後にフォーメーションを変えるから、そこで点を獲ろうと選手たちに声をかけていた」(大塚監督)というプラン通り、前半の半分を過ぎた辺りからこれまでの基本フォーメーション「4-2-3-1」から変更。先日のEURO 2016予選の対スイス代表戦で見せたイングランド代表の戦いから「スイスの4-3-3に対し、中盤が上手く守れていたし、同じフォーメーションの東福岡相手に使えるのではと思った。何より2トップの動きが参考になった」(大塚監督)とヒントを得た「4-2-2-2」に変えて、攻撃のギアを入れた。激しい守備でボールを奪うと素早くルーニー役の西村、ウェルベック役の坂本裕樹へと預け、二人の仕掛けに2列目が絡む形で相手を押し込み始めた。

 狙い通り32分にはMF久保佳哉のパスを左サイドで受けた西村がドリブルでゴール前に切れ込み打ったシュートを左隅に決めて同点に追いつくと、後半2分にも中盤からMF河崎輝太が素早く縦に蹴り込んだボールに坂本が反応。一人でPAまで持ち込んでゴール左隅に流し込んだ。

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