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[特別インタビュー]最注目ルーキーの素顔F東京FW武藤(後編)「子供の頃は悪ガキの暴れん坊」

ゲキサカ / 2014年9月25日 13時46分

―――武藤選手は幼い頃、どんな子供だったのでしょうか?
「本当に悪ガキだったそうです(苦笑)」

―――優等生のお坊ちゃんのイメージがあるのですが?
「いや、全然違います。本当に暴れん坊だったらしくて、幼稚園の頃から手を付けられなかったらしく、親戚中、みんな僕のことを預かってくれなかったんです(笑)。とにかく腕白で、パワフルで、ずっと動いていました。家の中にはいなかったですね」

―――サッカーはいつ頃はじめたのですか?
「4歳のときに、幼稚園にチームがあったので、そこで始めました。そのときから続けていますね。小学校のときも、ずっと週に4回5回はやっていました。いろいろなスクールなどに入って、FC東京のスクールにも小3で入って。そのときには、サッカー選手になりたいと思っていましたし、FC東京の下部組織に入ったのは中学の頃です」

―――当時から速かったのですか?
「突出して速かったわけではありません。小学校の中では速い方でしたけれど、群を抜いて速いわけではなくて、一番速い4人くらいみたいな。飛び抜けているわけではありませんでした。だから、リレーのアンカーには選ばれるけれど、そこでみんなをごぼう抜きするようなことはありませんでした」

――では、スピードが突出してきたのはいつ頃から?
「今も多分、そこまで速くないと思います。ヨーイ、ドン!! で勝負したら、そこまで速くない。その前後の駆け引きとか、一瞬の加速で相手より前に行くだけで、ヨーイ、ドンで10秒台が出るとか、そういうわけではないと思いますよ」

――同じような速さのある選手たちに、その特徴を生かすためのアドバイスをください。
「緩急の付け方は大事にしていますね。僕は体づくりに取り組んでいて、体幹トレーニングも力を入れて行っています。一瞬の緩急の変化プラス、強さが大切ですね。強さが身に付いてからは、ほとんど『抑えられてしまうな』と感じたことがありません。だから、一瞬の駆け引きと、相手がぶつかってきても跳ね返されるパワーを持つことが大事かなと思います」

――スピードとパワーの両方が大切?
「そうです。スピードだけだと抑え込まれてしまうことがあるので。それだとスピードを活かしきれません。スピードプラスパワーがあれば、相手が抑えに来ても、そのまま弾き飛ばしてガンッと相手の前に入って行けるというのがあるので」

――それに気づいていたのが、U-18のときだったのでしょうか?
「はい。それで大学のときに、肉体改造をして、『これならプロでも行けるな』と分かった感じです。だから、僕のサッカー人生は小学校の頃から、ずっと足りないものを模索して、補ってということを繰り返してきた感じですね」

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