1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

[国体少年男子]「ジャイアントキリング起こしてやろう!」6年ぶり出場の鹿児島県がV候補・埼玉県破る!

ゲキサカ / 2014年10月17日 23時49分

 後半開始直後の2分、鹿児島は右サイドからのクロスボールが流れたところに走りこんだのは前半終了間際に投入された増田。左足ダイレクトで放ったシュートはGKが反応したものの、そのままゴールネットへ吸い込まれて2-0となった。厳しい展開となった埼玉だが、梁がドリブルシュートを打ちこむなど反撃。そして16分には根気強く攻め続けると、クリアボールを拾った渡邉のラストパスから梁が左足シュートを決めて1点差とした。

 埼玉は直後に渡邉のスルーパスから高橋がPAへ侵入したが、鹿児島DFがスライディングタックルで阻止。埼玉は24分にも渡邉の右足ミドルがゴールマウスをかすめたが、鹿児島は運動量の落ちた終盤も必死の走りで埼玉にプレッシャーをかけ続ける。そしてDF背後へのボールに反応良く対応する中学生GK大迫敬介(FELICIDOD FC)や「ヘディングでは誰にも負けないと言う気持ちでやっていた。そこで負けていたら始まらない」という中島、CB西元耀星(神村学園高1年)らが集中力切らさずに守り続ける。逆に前がかりになった埼玉の背後を亀井や向井、そしてFW高橋大悟(神村学園中3年)が突いて追加点のチャンス。亀井のシュートが立て続けにGK正面をつくなど3点目を奪うことができなかったが、最後まで2点目を許さずに勝利の雄叫びを上げた。

 鹿児島は小久保監督就任2年目の今年、6年ぶりに九州予選を突破。埼玉、そして九州予選で0-5で敗れている福岡県と優勝候補揃うブロックに入ったが、その中でまず1勝を勝ち取った。優勝候補をひとつ破ったチームは勢いに乗るか。福岡戦へ向けて中島は「九州ブロックでは0-5でやられている。でも、きょうのような戦いをすれば絶対に勝てる。気持ちを切り替えて臨みたい」と誓った。

[写真]前半13分、鹿児島は橘田が先制ゴール

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
第69回国民体育大会「長崎がんばらんば国体2014」特集ページ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください