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[国体少年男子]後半4発!京都府が広島県を攻め倒す

ゲキサカ / 2014年10月19日 8時55分

[国体少年男子]後半4発!京都府が広島県を攻め倒す

[10.18 国体少年男子2回戦 広島県 2-4 京都府 長崎県立百花台公園サッカー場(人工芝)]

 第69回国民体育大会「長崎がんばらんば国体2014」サッカー競技は18日、16歳以下で行われる少年男子の2回戦を行い、11年大会3位の広島県と13年大会3位の京都府との強豪対決は京都が4-2で勝った。京都は19日の準々決勝で石川県と戦う。

 前半から真っ向勝負の打ち合いを演じた両チーム。AFC U-16選手権日本代表MF田中康介主将(3年)が「目標は最後まで残って優勝することなので、自分中心になってチームの一体感を出して、最後笑えるようにしたい」と誓う京都が制した。立ち上がり押し込んだのは広島。6分にFW宮本一貴(広島ユース、1年)の折り返しからMF藤原慶人(広島ユース、1年)がパンチ力十分の左足ミドルを打ち込めば、8分には対人守備、切り替え速いランニングで存在感を発揮していた10番MF仙波大志(広島ジュニアユース、中学3年)のインターセプトから快足MF河本敬太(広島ユース、2年)が左足ミドルを放った。

 ただ、立ち上がりを凌いだ京都は12分に田中が高速ドリブルで一気にPAへ飛び込むと、左の岩崎悠人(京都橘高1年)、右の島村拓弥(京都U-18、1年)の両翼が脅威に。スピードを活かして突破口となった岩崎と緩急でDFを1人、2人とかわしていく島村の仕掛けから次々にチャンスが生まれていく。16分には左サイドからのワンツーで中央まで持ち込んだ岩崎のパスから島村が左ポスト直撃のシュート。16分には敵陣でインターセプトしたAFC U-16選手権日本代表MF麻田将吾(京都U-18、1年)がパス交換から一気にPAまで持ち込んで決定的なシュートを打ちこむ。

 自陣からつなぐもサポートを欠く広島からボールを強奪した京都は、25分にもDFとの駆け引きから背後へ抜け出した岩崎が決定的な左足シュートを見舞うなど攻め立てる。ただ。シュート精度を欠いた京都に対し、広島も31分、強烈なスピードを持つ河本が高速ドリブルで左サイドを打開。ファーサイドに送られたラストパスに走りこんだ仙波が右足シュートを放ったが、シュートはわずかにゴール左へと外れてしまう。

 互いに決定機をつくりながらも0-0で折り返した前半から一転、後半は互いにゴールを奪い合う展開となった。3分、京都はFW三田尻和弥(京都U-18、1年)のパスで右サイドを抜け出した島村が左足でニアサイドを破るファインショット。この日抜群の存在感を放っていた島村は「ドリブルだけじゃなくて、ゴールまで行けて決めるというところを目指している。先制点は大きいかなと。嬉しかったです」。京都はさらに15分にも島村のスルーパスで抜け出した三田尻がGKをかわして2点目のゴールを流し込んだ。

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