[選手権予選]今年茨城2冠の水戸商、エース投入から怒涛の7発で健闘・東洋大牛久をねじ伏せる
ゲキサカ / 2014年10月30日 22時56分
[10.29 全国高校選手権茨城県予選3回戦 水戸商高 7-0 東洋大牛久高 ツインフィールド]
第93回全国高校サッカー選手権茨城県予選3回戦が29日に行われ、今年新人戦と関東大会予選2冠の水戸商高は、後半の7得点によって東洋大牛久高に7-0で快勝した。水戸商は11月2日の準々決勝で水戸桜ノ牧高と戦う。
スコアは7-0だったものの、決して簡単な試合ではなかった。腰に不安を持つエースFW尾亦力哉(3年)がベンチスタートだった水戸商は、存在感放つ司令塔・MF矢幡拓也(3年)を軸としたポゼッション。ボールを握って左右から揺さぶりをかけるが、なかなか前線で起点をつくることができない。左SB宮嶋明仁主将(3年)や矢幡がミドルシュートを放ったが、CB松井一真(3年)中心に守る東洋大牛久から先制点を奪うことができない。逆に、開始4分にポストを叩くシュートを放たれると、東洋大牛久の司令塔・三塚祐希(2年)の絶妙な配球や、左サイドで抜群のドリブルスキルを発揮したSB田村慧(3年)の突破に苦戦を強いられた。CB鈴木蓮(3年)の好カバーや実力派GK永山道紀(3年)の好セーブなどで無得点に封じていたが、前半29分には自陣でインターセプトされてFW若槙亮介(2年)に決定的なシュートを放たれるなどピンチがあった。
さらに後半立ち上がりは東洋大牛久がラッシュ。2分、三塚が中央からの華麗なドリブルで2、3人とかわし、独力でシュートまで持ち込む。立ち上がりのビッグプレーで勢いづいた東洋大牛久は、その後も立て続けにシュートシーンをつくり出すと、8分にはカウンターから左サイドを突いたMF米沢壮志(2年)のアーリークロスが逆サイドの田村へ届く。そして切り返しから決定的な左足を放ったが、ここは水戸商DFが必死のブロックで得点を許さない。
流れの悪い時間帯が続いていた水戸商だったが、10分に尾亦と左MF岡野将也(2年)を同時投入すると、劇的に展開が変わる。11分、右中間からPAへ走りこんだ尾亦のクロスはクリアされたものの、こぼれ球に反応した尾亦が豪快な右足シュートを叩き込んでついに先制。すると、13分には右サイドを縦に突いた尾亦のラストパスをFW菊池優汰(3年)がスライディングシュートで押し込んで2-0とする。畳みかける水戸商は14分にも尾亦のスルーパスで抜け出した菊池が右足シュートを決めて3点目。尾亦投入からわずか4分間で3点をもぎ取ってしまった。
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