[選手権予選]京都準々決勝で実現したプレミアリーグ勢対決!京都橘が雨中の熱戦制す!!

ゲキサカ / 2014年11月6日 19時3分

[選手権予選]京都準々決勝で実現したプレミアリーグ勢対決!京都橘が雨中の熱戦制す!!

[11.1 全国高校選手権京都府予選準々決勝 京都橘高 3-2 東山高 山城総合運動公園]

 第93回全国高校サッカー選手権京都府予選は1日、宇治市の山城総合運動公園で準々決勝が行われた。“ベスト8でぶつかるにはもったいない”という声も聞かれた京都橘高vs東山高の注目カード。両者は今季、プレミアリーグと高校総体予選で3回顔を合わせており、成績は1勝1敗1分。選手権予選という集大成の場での決着を見届けようと、会場には多くの観戦者が訪れた。

 試合は大一番という緊張感に、昨晩から降る雨でグランドがスリッピーという条件も重なって静かな立ち上がり。互いにロングボールから敵陣を狙う中、徐々にペースをつかみはじめたのは京都橘だった。14分にセットプレーの2次攻撃から左SB小川礼太(2年)が放ったヘッドは東山GK迫琢磨(3年)のセーブに阻まれるが、その後も中野克哉(3年)と岩崎悠人(1年)の2トップや右MF大野拳弥(3年)を中心にサイド攻撃を仕掛けていく。

 東山はなかなか前線で起点を作れずにいたが、22分に少ないチャンスを活かした。左サイドのMF守屋諒(2年)からのクロスを、ゴール前に走り込んだMF高木將圭(2年)が押し込んで先制点を奪う。2年生コンビによるゴールに沸き立つ東山ベンチと応援席。だが、3分後、今度は京都橘サイドにも歓喜の瞬間が訪れる。中野が蹴った右CKを、ニアサイドで大野が渾身のヘッドで叩きこんでスコアをイーブンに戻してみせた。中野が「前半のうちに追いつけたのは本当に大きかった」と語ったように、精神的にも大きな意味を持つゴールにより1-1でハーフタイムを迎えている。

 雨がやんで迎えた後半も、試合は京都橘ペース。6分に志知大輝(3年)がミドルシュートを放てば、12分には大野がクロスに飛び込んで相手ゴールを脅かす。そして14分、ついに逆転弾が生まれる。1点目と同じく中野が蹴った右CKはゴール前でGK迫が弾くが、こぼれ球を拾ったMF仙頭啓生(3年)は敵味方が入り乱れるゴール前に存在したシュートコースを射抜いてネットを揺らした。さらに27分には右SB倉本光太郎(3年)からパスを受けた中野が東山DFとの1対1をドリブルで抜き去り、左足で追加点を奪う。

 京都橘が流れをつかんで2点リード。これで勝敗の行方は大きく傾いたと思われたが、ライバル対決はそう簡単に終わらない。29分、ルーズボールに飛び出した東山GK迫と、スライディングを慣行した京都橘・大野が交錯。このプレーで主審は大野にレッドカードを出し、京都橘は10人となってしまう。残り時間は10分。すかさず東山・福重良一監督は交代カードを2枚切って、攻撃的布陣に変更する。敵陣へ押し込む回数が増えて行くが、自陣で守備を固める京都橘を崩せない。アディショナルタイムに突入した43分には左サイドの守屋からの折り返しをFW鎌田大地(3年)が押し込んで1点差に迫るが、時すでに遅し。3-2のスコアのまま、試合終了のホイッスルが会場に鳴り響いた。

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