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[選手権予選]2点差からの大逆転!流通経済大柏が“千葉頂上決戦”を制し4年ぶりに選手権へ!!

ゲキサカ / 2014年11月19日 15時16分

[選手権予選]2点差からの大逆転!流通経済大柏が“千葉頂上決戦”を制し4年ぶりに選手権へ!!

[11.16 全国高校選手権千葉県予選決勝 流通経済大柏高 3-2 市立船橋高 オリプリ]

 16日、第93回全国高校サッカー選手権千葉県予選決勝がゼットエーオリプリスタジアムで行われ、流通経済大柏高が、3-2で市立船橋高に逆転勝利を飾り、4年ぶり4回目の選手権出場を決めた。

 昨季と同カードとなる決勝戦(市立船橋1-0流経大柏)。プレミアリーグEASTに所属し、千葉県だけでなく全国に名を馳せる両雄を見ようと、7120人もの観客が駆けつけた。

 立ち上がりから圧力をかけたのは、3年連続決勝で敗退中、雪辱を期する流経大柏。4分、PAすぐ外で得たFKのチャンスに、プロ注目のDF小川諒也(3年)が左足を振り抜く。これはジュビロ磐田内定のGK志村滉(3年)の両手におさまり得点にはつながらなかったが、その後も人数をかけて敵陣に攻め入る。市立船橋は1トップのFW磯野隆明(3年)を残して深い位置に引いてしまったため、ボールを奪ってもつなげることができず、自陣で多くの時間を過ごした。

 それでも市立船橋がワンチャンスをものにする。14分、右サイドハーフのMF鵜澤恵太(3年)がクロス、MF深尾昴平(3年)のトラップは流れてしまうが、MF古屋誠志郎(2年)が右足を一閃。流経大柏DFに当たったボールは、GK鳥井翔太(3年)が懸命に手を伸ばすも及ばず、ゴールマウスに吸い込まれた。

 リードを奪われても流経大柏ペースは変わらない。市立船橋の1ボランチMF椎橋慧也(2年)の両サイドを突こうとドリブルも駆使して攻めるが、DF藤井拓(3年)を中心とした守りを崩せず前半の30分を終えようとしていた。そして32分、試合は再び動く。劣勢の市立船橋は、藤井のロングフィードで一気にチャンスをつくる。右サイドに飛び出した古屋がそのボールを処理し、鵜澤へ落とすとダイレクトで斜めに入れたクロスを、FW磯野隆明(3年)が倒れ込みながらも右足で合わせ、市立船橋がリードを2点に広げる。

 流経大柏の本田裕一郎監督にとって「2点は想定外だった」展開、たまらず前半のうちに交代を2枠使い、準々決勝と準決勝で決勝点を挙げているFW福井崇志(3年)、10番で司令塔のMF相澤祥太(3年)を続けざまに投入した。ペースを握りながらも2点のビハインドを背負ったが、「1点取れれば絶対勝てる」と本田監督はハーフタイムに檄を飛ばす。一方、市立船橋の朝岡隆蔵監督は「2点のリードが一番危ない」と選手に注意を促した。2点リードから逆転負けを喫した今夏のインターハイ、広島皆実高戦(2-3)も引き合いに出し、「(最初の)20分耐えよう」と選手を送り出した。

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