次節残留懸けた大一番も平常心の大宮MF家長「いつも通りに」
ゲキサカ / 2014年11月22日 22時38分
[11.22 J1第32節 大宮1-2柏 NACK]
キックオフ約2時間前、スタジアム外の歩道には大宮アルディージャの選手バスを待つサポーターが溢れていた。「スタジアム入りするときに、たくさんのサポーターの方に応援歌を歌っていただいて、選手にも、私にもすごい力をいただきました」。試合後の会見に現れた渋谷洋樹監督は開口一番、サポーターへの感謝の意を示した。
オレンジに染まったスタジアムがこの日一番揺れたのは前半終了間際、MF橋本晃司がJ1初ゴールを記録したシーンだった。同点に追いついたハーフタイム、このまま勢いに乗りたいところだったが指揮官からの指示が劣勢を招いたと自ら分析する。「後半の入りのところで失点してしまったことを非常に残念に思う。それでも選手たちは『前へ、前へ』という私の指示をやろうとしましたけど、バランスが大きく崩れてしまった。勢いを持たせるために言ったことが逆になってしまったと感じています」。攻めては前線へのボールが柏守備陣寸断され、守っては柏のFWレアンドロにスペースを自在に使われてしまった。後半は完敗だった。シュート数に目を向ければ1対8。その1本は、後半アディショナルタイムから出場したFW長谷川悠によるものだった。
「いまは勝ち点3が求められていると思うので、非常に残念です」。キャプテンマークを巻くMF家長昭博はホームでの敗戦を悔やむ。橋本晃へのアシストを記録したものの、柏のダブルボランチと対面のDF橋本和に常に監視され、ゴールに近い位置でのプレーは限られた。「毎日できることをやるだけ。試合になれば、いつも通りにやることが大事」と平常心でいることを強調する。
今節の結果を受けて、勝ち点35の14位仙台と15位清水との勝ち点差は3に。次節・名古屋戦での結果如何では、降格の可能性もある。2004年の昇格以来一度もJ2降格をしていない大宮、今年も残留をはたすことができるのか――。
(取材・文 奥山典幸)
▼関連リンク
[J1]第32節 スコア速報
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
この春からインカレ王者に仲間入りする切れ味鋭いジャックナイフ。尚志MF大内完介が身に着けつつある明確な基準と揺るがぬメンタリティ
ゲキサカ / 2025年1月26日 21時19分
-
「怖がっていた」 監督就任で転機…熱い訴えで“18戦15勝”「負ける雰囲気なくなった」【インタビュー】
FOOTBALL ZONE / 2025年1月24日 6時50分
-
「さらに偉大なクラブにしていきたい」柏の復権を託されたリカルド・ロドリゲス監督が所信表明「エネルギーに満ちたチームに」
超ワールドサッカー / 2025年1月17日 23時50分
-
【2024-25前半戦ブンデスリーガ総括】超WS選出の最優秀選手はマーモウシュ
超ワールドサッカー / 2025年1月16日 18時0分
-
一気にJ1昇格へ! RB大宮がキックオフイベント、新加入選手が所信表明…豊川雄太が開幕戦へ「満員になると聞いている」とファン・サポーターに発破
超ワールドサッカー / 2025年1月9日 23時5分
ランキング
-
1【カーリング】女子で波乱!昨年VのSC軽井沢ク、6度Vの中部電力が1次L敗退
スポニチアネックス / 2025年2月5日 16時28分
-
2【ロッテ】復帰ゲレーロは“監督直伝”フォーク「気に入った」 初ブルペンで27球 MAX167キロストレートと並び武器にできるか
日テレNEWS NNN / 2025年2月5日 7時31分
-
3巨人・田中将大の「魔改造」託された名伯楽が明言「3カ月で見通し。2ケタ勝たせるつもりで」【2025キャンプ直撃インタビュー 】
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年2月5日 11時11分
-
4ベッツが感銘受けた大谷翔平の“行動”「お手本のよう」 ド軍への献身…間近で見た気概
Full-Count / 2025年2月5日 14時25分
-
5ドジャース大谷が本気で狙う「10連覇構想」にこれだけの死角…投手も野手も不安山積、さらには金銭苦まで
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年2月5日 9時26分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください