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[プレミアリーグEAST]昇格1年目の首位・柏U-18、トップチームと同じ「昇格即優勝」へ王手!

ゲキサカ / 2014年11月24日 13時30分

[プレミアリーグEAST]昇格1年目の首位・柏U-18、トップチームと同じ「昇格即優勝」へ王手!

[11.22 高円宮杯プレミアリーグEAST第16節 柏U-18 3-1 市立船橋高 日立台総合G人工芝]

 22日、高校年代最高峰のリーグ戦、高円宮杯U-18サッカーリーグ2014 プレミアリーグEAST第16節の柏レイソルU-18(千葉)対市立船橋高(千葉)戦が行われ、首位の柏が3-1で勝利。残り2節で2位・清水エスパルスユース(静岡)との勝ち点差6を守った柏は、青森山田高(青森)と戦う次節(30日、日立柏サッカー場)、引き分け以上で自力Vが決まる。

 J2から昇格1年目の11年にJ1タイトルを獲得したトップチームのように、柏のU-18チームが快挙を成し遂げようとしている。プリンスリーグ関東から昇格1年目ながら、高校年代最高峰のリーグ戦・プレミアリーグEASTで首位を快走。次節は優勝を争う清水の動向に関係なく、柏は引き分け以上で初優勝が決まる。下平隆宏監督は「今年プレミアに昇格させてもらって、『昇格即優勝というトップチームが成し遂げたことをやってみようぜ』と取り組んできた。それが今リーチがかかっている状態まで来ているので、また次頑張ります。次節ホームで、スタジアム(日立柏サッカー場)でできるので、スタジアムで優勝決めてみんなで喜びたいと思います」と語った。
 
 柏は11月8日のJユースカップ2回戦で神戸U-18に2-4で敗れ、市立船橋は同16日の全国高校選手権千葉県予選決勝で流通経済大柏高に2-3で敗戦したばかり。気持ちの切り替えが難しい状況だったことは間違いない。ただ、プレミアリーグ首位の柏は大目標のプレミアリーグ制覇、同4位の市立船橋も朝岡隆蔵監督が「こういうリーグ戦のシステムをサッカー界で作っている中で、気持ちの浮き沈みをつくっているチームが一番弱いと思います。だから、そういう意味ではもちろん選手権も大事だけど、この残留ということが優先順位が高かったですから、今年で言えば」と語ったように、所属している高体連のチームは全国でわずか7校のみであるプレミアリーグ残留を決めるという明確な目標をもって、この試合への準備を進めてきていた。

 試合は柏がボールを支配する展開。主将のMF中山雄太(3年)は「(Jユースカップの神戸U-18戦では)相手の方がボールを多く握っていたという印象が強い。ボールを握っていないと自分たちのサッカーができない、と守備に取り組んできた成果が出たと思います」と説明したが、最終ラインが中盤、前線の選手を押し出すように高い位置取り。そして前線からのプレスで市立船橋のボールを奪って攻撃に繋げていく。例え網からボールが抜け出てきても中山と上島拓巳(3年)の両CBがシャットアウト。そしてMF手塚康平(3年)、MF麦倉捺木(3年)、MF山崎海秀(2年)を中心に連動性のある攻撃で局面を切り崩そうとした。

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