[The New Football]Vol.5:中高生プレーヤーのニーズを汲み取り、提案していくことこそが新しいトレンドになる
ゲキサカ / 2014年12月4日 12時15分
――スパイクやアパレルはどのような進化や変化を見せていくのでしょう。
「スパイクの機能は現在もスピードタイプ、ボールコントロールタイプ、ハードワークタイプ、バランスタイプと細分化されていますが、さらに自己表現できるデザインやバリエーションが増え、スパイクが自分のキャンパスのようになる傾向が強くなると考えています。自分だけの色のパターンを選べるサービスは現在も行っていますが、そういった自分たちのオリジナルを作っていくトレンドは増えていくかもしれませんし、現在でも試合における勝負靴とトレーニング用の練習靴と分けているプレーヤーもいると思いますが、試合における勝負靴へのこだわりを持つプレーヤーが増えていくかもしれません。試合前にオリジナルのスパイクを見て気持ちを上げてもらうことで、メンタル面を充実させることにつながると思います」
――今後メンタル面に特化したギアが増えていくのでしょうか。
「スパイクだけでなくアパレルでも、軽い生地を追求したり、衣服内温度を適切に保ち、汗をかいてもべたつかずに重くならないようにすれば、もっと快適に動けると思います。自分の足にフィットしている靴ならば、足が疲れたときにも靴擦れが一切起こりませんし、例えば現在出ているナイトロチャージの前足部にはゴムのバンドが入っていて、サイドステップを踏んだときに反動で逆側に戻ることで次の一歩が踏み出しやすくなっています。こういったものをどんどん進化させて提供することで、疲れたときに下を向くのでなく、『もっと走れるんじゃないか』『もっと動けるんじゃないか』と、上を向いてプレーしてもらえるのではないかと思います」
――今後、中高生に向けて何か取り組もうとしているものはありますか。
「プロ選手が選手入場や国歌斉唱のときに着用しているアンセムジャケットってありますよね。例えば高校や大学の世界でも取り入れることができないか? とか。フィジカルやテクニカルなものではありませんが、メンタルに関して言うと、例えば高校選手権に出場したチームならば、母校や県を代表して出場しているのだと気分を上げる部分で非常に効果的かと思います。試合前にアンセムジャケットをバッと脱いで、勝負服になるというもの格好良いですよね」
――最後に今後の日本のフットボール界をけん引していくこととなる中高生へメッセージをお願いします。
「日本のフットボール界の中心にいるのは間違いなく選手であり、さらにその中でも今後、サッカー日本代表を目指してほしいという意味では中高生、部活動に励んでいるプレーヤーが非常にキーになってくると思います。日本のフットボールが強くなるのも弱くなるのも、中高生のプレーヤー次第なのではないでしょうか。その中でスポーツブランドである我々にできることは、彼らの求めているニーズをしっかりと汲み取り、それに合った商品やサービスを提供していくことです。プレーヤーの皆さんには限られた学生時代の時間の中で、一日一日を無駄にしてほしくないし、日々の練習や試合に真摯に取り組み、なおかつ楽しんでプレーしてほしい。そういう選手たちの声を、我々はもっともっと聞いていきたいです。より中高生プレーヤーのニーズを汲み取り、提案していくことこそが新しいトレンドになり、フットボールを次の進化に導けると信じています」
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