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[特別インタビュー]進化する万能戦士、柏MF秋野「ボランチで勝負したい」

ゲキサカ / 2014年12月11日 11時0分

――グループリーグ第2戦では、今年1月のAFC U-22選手権準々決勝で敗れたイラクに黒星を喫しました(●1-3)。苦手意識もでてきそうですが。
「手倉森(誠)監督になって、一番最初に負けたのもイラクですし、自分は参加していませんでしたが、12年のAFC U-19選手権準々決勝でもイラクに負けていました。だからチームとして、絶対に勝ちたかったですけど、ああいう結果になってしまって…。ただ、ものすごく悔しかったですし、残念な気持ちが強かったですが、苦手意識は皆も持っていないと思います。僕は1月のU-22選手権も今回のアジア大会もイラク戦に出場できなかったので、次イラクと対戦して自分が試合に出たときは、『絶対に勝つ』という気持ちでいます」

――準々決勝の韓国戦(●0-1。ベスト8で敗退)では完全アウェーでの試合となりました。あまり経験することのない舞台を経験することで、成長を感じた部分はありますか。
「あんなに大勢の観客の中でプレーすることはあまりなかったのですが、そこでいつも通り、平常心でプレーできたのはすごく大きな経験になりました。相手は僕たちのようにU-21代表ではなく、U-23代表でオーバーエイジも使ってきましたし、パク・チュホ選手はマインツでバリバリ試合に出ているような選手です。結果的に敗れてしまいましたが、そういう選手と同じピッチでプレーできたのは自分にとっても財産になります」

――韓国戦ではまずは守備から入るという、チームとして割り切った中で、PKによる1点で敗れました。個人として、何が足りなかったと思いますか。
「まずは、相手の勢いにのまれた印象がありますね。そこで1本、日本がゴールを決めていれば、また違った試合展開になったと思いますし、逆にもっと早く失点していたら相手があそこまで前への圧力を掛けてこなかったかも知れません。0-0のまま試合が進む中で、僕たちはロングボールをはね返し、相手にヘディングで負けてセカンドボールを拾われてシュートまで持ち込まれる展開が続きました。チームメイトと話し合い、流れを変える修正力が足りなかったとは思います。ただ、フィジカルに勝る韓国が相手でも空中戦である程度は勝てたし、背後を取られることもほとんどなかったので守備の部分では手応えを感じた部分もありました」

――来年の3月には五輪予選も始まります。
「前回のロンドン五輪でベスト4に入ったことで、僕たちはメダル獲得を期待されています。そのためにも予選から油断せずに一戦一戦を戦い、必ず五輪に出場しないといけません。チームとしてメダルを目指すことは当然ですが、個人としても自分の価値を上げる、世界中にこういう選手がいるんだと知ってもらえるチャンスだと思っているので、絶対に出場したいですね」

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